墜落した「エールフランス機」の乗客・乗員に、深い哀悼の意を表します!

テイクオフ以来約2日が経過した中で、墜落が決定的となった「エールフランス447便搭乗の乗客・乗員ならびにご遺族の皆様に深い哀悼の意を評するします。

パリでは、サルコジ大統領の出席で示されるように、国民的に「事故を悼む」礼拝が行われました。

航空に従事する私たちは、「原因究明」へ粘り強い追求をしてゆかねばならない、と改めて自らを戒めたいと考えました。

6月3日は、ニッポン放送では、「赤道周辺の積乱雲の大きさと厚さの問題」「1万メーターを越える高度まで突き出た積乱雲の中に突入せざるを得ない場合、機体はどんな障害を受けるか」などについてお話しました。

Af06032009_1

また、同日のフジテレビ「めざましテレビ」でも、「エアバスA-330-200とはどういう特徴を持った航空機か」などを中心にお話しました。大規模な「タービュランス」「雷の直撃」「電気系統へのダメッジ」「電気系統故障だとどういうパニックがおきやすいか」などです。

Af06032009_12

Af06032009_20

JAL、チェックインシステムがダウン!31便欠航。

~システム更新中のトラブル?08:15分以降は復帰~

今朝、JALのチェックインのシステムがトラブルを起こし、早朝便31便が欠航しました。(NHKニュースによる)

しかし、バックアップシステムが作動し、08:15分以降は、通常どうり運航できるという模様です。

~ANAでも、過去に~

グループ化で複雑化しているネット網

http://hideshima-issei.air-nifty.com/blog/2008/09/index.html

「残骸発見か」・・・・・・・ エールフランス不明機。

ブラジル軍の捜索で、「当該機」の残骸らしき「座席」などが洋上で発見された模様です。

~「雷」のリスクについて専門家が、警告~

航空機の軽量化が招いた落雷リスク、専門家が分析
2009年06月02日 15:38 発信地:パリ/フランス   

【6月2日 AFP】乗客乗員228人を乗せブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)から仏パリ(Paris)に向かっていたエールフランス(Air France)機が消息を絶っている件で、同機が落雷にあったとの見方が浮上するなか、航空技術専門家らは、飛行中の旅客機が落雷の直撃をうける頻度は1000時間に1回との統計を示した。これは、1年に2機が落雷にあっている計算となり、落雷のリスクが増加している事実が浮き彫りとなった。
 しかし、専門家らは、落雷の直撃だけで、エールフランス機が墜落するとは考えにくいと一様に述べている。

 エールフランスは、問題の航空機AF447便は1日にブラジルを離陸した後、悪天候に巻き込まれ落雷の直撃を受けたとの見解を発表しているが、消息を絶つ前に同機から複数の機器異常を知らせる自動通信があったことから、同航空のピエールアンリ・グルジョン(Pierre-Henry Gourgeon)最高経営責任者(CEO)は、通信があった直後に大西洋上で、予測もつかない事態に遭遇したのではないかとの見方を示した。

 航空事故分析の専門家、フランソワ・グランジエ(Francois Grangier)氏は、AFPが2005年に行ったインタビューで、航空機と落雷の関係について、次のように語っている。

 航空機が落雷にあった場合、ファラデー(Faraday)の法則により、構造上、アルミニウム製の機体の外枠が機体を電流の直撃から保護する。 しかし、近年の航空機製造は、燃費効率の追求から、機体の軽量化が進み、機体に炭素繊維(カーボンファイバー)や樹脂などを中心とする複合素材を用いる割合が増えている。
 アルミニウムなどの金属と比べ、複合素材は落雷による電流の偏向効果に劣り、航空機製造に際して新たな落雷対策が追求されている。 最近では、中国とケニアの航空機が落雷により墜落している。(c)AFP/Celine Le Prioux

乱気流と言っても、想像を越える「積乱雲の壁」の中を航行した模様!エールフランス機出発から24時間経過、いまだ手がかりなし。

~大西洋上で、「落雷した可能性が大きい」とヨーロッパ各メディア~

・エールフランス機が管制と交信して15分後にレーダーサイトから消えたということは、管制空域400キロメートルの中で、不明になったと考えられます。

・「MAY DAY」という救難信号も発していない、ことから、事態はパイロットが対応できないスピードで進んだ、ということになります。

・別のメディアでは、この地帯を「レーダーのブラックホール」と呼んでいました。確かに、ブラジル側の「フェルナンド・デ・ノロニャ諸島」とアフリカ大陸の「セネガル」の管制空域から外れる時間が、航行時間として3時間あります。(図は、朝日新聞より)

Tky200906010437

しかし、この場合、1時間ごとの「連絡・ポジションレポート」をすることになっています。その方法は、概略で言えば、「無線」と「衛星回線電話」を使う方法があり、航空機が異常な事態の進行中であっても、連絡は可能であるようなシステムになっています。

従って、仮にこの「ブラックホール」を航行中であっても、「交信も救難信号も発することができなかった、ということは、よほどの急激な事態」だったのであろうと推測できます。

・赤道周辺の「積乱雲」の層の厚さは、巨大な壁とも言われているようです。当該機からの連絡で、「タービュランスに遭遇している」ことは明らかになっているようですので、どのような状態に置かれていたかは、おぼろげには、みえてきます。

・積乱雲に入った場合、「雷」や「あられ・・・大きい場合はボール大まであり、これが上から下から機体に当たってきます。」にさらされることになります。

・航空機に「落雷」があった場合、通常は、直撃を受けても大丈夫というシステムを装備していますが、「繰り返し、おおきな直撃」を受けた場合、「操縦室」は、一瞬、真っ暗になり、「高度計・速度計など」も停止すると聞いています。

・このA-330は、「電気系統などシステムがダウンした場合」パイロットが何もしなくても自動的に知らせる(ダウンリンク)ようになっており、この信号は送られてきていました。

☆いずれにしても、正確なことは、「ブラックボックス」の回収がなければ、判明しないと思われますが、原因解明は、「航空への信頼」にもかかわることになってきます。

今回は、「ヨーロッパのメディアの報道」全体を聴取し、また「パイロットの方々」からの御意見を戴き、エールフランス機の乗客乗員の皆様に哀悼、無念の想いを抱きつつ、早急にコメントいたしました。

本日、「TOKYO FM」 放送の「クロノス」で、午前07:00~と午前08:00~の2回にわたり、「積乱雲・タービュランス・雷」などについてお話しました。

エールフランス機、行方不明!心配です。

あの時、123便事故の時も、「レーダーの視界から消えて行方不明」という報道から始まったことを鮮明に思い出します。

エールフランス447便の無事を祈るばかりです。

仏旅客機、消息絶つ=大西洋で墜落か
6月1日18時59分配信 時事通信

 【パリ1日時事】AFP通信は1日、パリの空港当局者の話として、リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス航空447便のエアバスA330型旅客機が同日、大西洋上空で消息を絶ったと伝えた。
 同機はリオデジャネイロの空港を離陸後のグリニッジ標準時同日午前6時(日本時間午後3時)ごろ、管制塔のレーダーから機
影が消えた。ロイター通信によると、乗客・乗員228人が乗っていた。
 同機はパリのシャルル・ドゴール空港に着陸予定のフランス時間午前11時10分(同午後6時10分)を過ぎても到着していない
。