日本人が、国内から国際線を利用する場合、航空会社の選択肢は、予算が許す限り、依然として日本のエアラインである、JAL・ANAに人気は集中していると言われています。
その理由は、
・ 言葉が通じる。従って、機内でものが頼みやすい。わがままがいえる。
・機内食に、必ず和食があり、安心感がある。
・搭乗したとたんに日本を実感できる。(特に外国からの帰便)
・乗り継ぎなどの場合に不安を感じない。
などが主なものです。
さて、いま、国際線と国内線の総和で経営の基盤強化を、余儀なくされている
日本のエアライン間の競争は、熾烈化しています。
ご承知のように、JALは、JASと統合、持ち株会社「JALシステム」を発足し、国内の路線シェアーを、これまでの幹線(東京/大阪/札幌/福岡)に加え、地方空港に網を広げていたJAS路線を加え、国内線の売上強化し、国内線をバックグラウンドとしてきたANAにそのシェアーでも、ほぼ対等な構えとしています。
一方、国際線での進出を図るANAは、かねてより、国際的アライアンスに力を入れてきており、下記のニュースにも見られるように、日本からのアメリカ東部諸都市、カリブ海諸国への利便性強化を果たしています。
この一方で、最大のライバルである、JALの場合は、国際的なアライアンスには
いまのところ、否定的な方針でいるようです。
注)日本航空システム発足時、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に出演した同社金子社長は、司会の小谷氏からの「ANAはスターアライエンスに加盟しているが、JALとしては、どう考えているか?」という質問に、「当社は、他社がどうあろうと現在はアライアンスの考え方は、もっていません。」と答えていた。
国際線の日本人の海外旅行客の摘みとり率の多少が、勝敗のカギを握るといわれている中で、アライアンス対策含め、JALの今後の國際線戦略に、内外から大きな関心が寄せられています。
【参考ニュース】~航空事情第120号 より~
☆スター・アライアンス 加盟18社の世界最大の航空提携に
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全日空などが加盟する国際的な航空提携、スター・アライアンスは5月31日、ユー・エス・エアウェイズが来春をめどに、新たに加盟すると発表した。ポーランド航空も今秋に加盟することが決まっているため、共同運航などで提携するのは18社となり、提携全体で133カ国と771の空港を結ぶこととなる。
加盟各社の経営首脳がワシントンで開いた記者会見で、全日空の大橋社長は、ユー・エス・エアウェイズの加盟により、日本人旅客が米国東海岸の主要都市や、カリブ海諸国へ足を延ばしやすくなると、共同運航の利便性を強調した。
