私達は、この未曽有の大事故から何を学んだのか!御巣鷹山に考える。

P1

P

  P_2

私が30年乗務してきた担当は、「客室」でしたが、自らの命とフライト毎に多数の人命を預かる「コックピット/パイロット・航空機関士」の生々しい意見、更に「整備」「ディスパッチ」などの、運航の現業・現場の方々から幅広く「意見」を聞くことができます。

JAL123便墜落事故から25年。当時の事故調査に対して、「再調査を」という声は、「ご遺族」を含め、運航現場の声なき声、とも言えるのではないでしょうか。

日本のエアラインのみならず、航空に従事する方のご意見は、貴重です。

以下にご紹介致します。(一外航勤務者さんより)

JL123便の飛行については航空力学の観点から、加藤寛一郎先生の「壊れた尾翼」により、尾翼がなくなって油圧が失われるとどうなるのか、結果何故JL123便はあのような飛行経路をとったのか、素人にも分かり易く解説されました。
問題は何が尾翼を破壊し、ひいては油圧を全て失わせる事になったのか、事故調の報告書を見ても全く釈然としないという事です。
事故調の言うとおり、尾翼が内側から倒壊する程の空気の流れが隔壁破壊によってもたらされたとするならば、飛行中のキャビンの様子を映したあの写真をどう説明するのか…
「ちょっと白いもやがかかり耳がつんとした程度で空気の流れはさほど感じず、もやもすぐ消えた」という生存者の証言をどう考えたらいいのか…

内側からでなければ外側から破壊されたという事になります。

標的衝突や誤射などの原因隠蔽説や尾翼方向舵フラッターの機体欠陥説など様々な説がありますが、海に眠る尾翼を引き上げて客観的に検証しなければ何も見えてきません。

更に言えば、我々はこの未曽有の大事故から何も学んでいない、という事になりかねません。

航空に従事する者として言語道断だと思います。