日本の安全運輸委員会、「787」バッテリー問題にコメント!

全日空機 過充電の形跡なし B787バッテリー 異臭時に電圧低下
【産経新聞 2013/01/24 大阪朝刊 】
全日空ボーイング787の重大トラブルで、フライトレコーダー(飛行記録
装置)のデータに残された発煙元のメーンバッテリーの出力電圧は、31ボルト と正常値だったことが23日、運輸安全委員会の調査で分かった。

安全委は「データ上、過充電を示す証拠は確認できなかった」としており、発 煙の原因が過充電ではない可能性も出てきた。ただ、飛行記録装置だけでは断定 できないとして、24日から製造元のGSユアサ(京都市)でバッテリー本体の 分解作業に着手。システム全体の不具合も含め、慎重に原因調査を進める。 安全委によると、メーンバッテリーはリチウムイオン電池8個を直列につない でおり、フル充電した状態での出力電圧は32ボルト。残量が減ると電圧が下が る。飛行記録装置のデータによると、飛行中も正常範囲内の31ボルトを保ち安 定、エンジンの発電機から充電する必要のない状態だったとみられる。ところが 、機長らが異臭を感じ始めた時間帯から急激に電圧が低下、その後は不安定にな った。

安全委は「バッテリー全体では正常範囲内だが、各電池にむらなく電圧がかか っていたかは不明。ほかのデータやバッテリー本体の解析を待ちたい」との考え を示し、併設の米国製充電器も調べる。