787型機が1月8日「JALシカゴ便到着後」に「バッテリーから火災」1月9日には「燃料漏れで誘導路を滑走中、管制官から教えられてパイロットが気づく」というトラブルが発生しました。場所は、いずれもアメリカ・ボストンローガン空港です。
また、2011年12月には、UAL機が「電気系統トラブル」で緊急着陸していたことも。
更に、日本国内では、1月9日にANA機が山口(宇部)/羽田で「ブレーキ不具合」から大事をとって欠航。
というニュースが立て続けに報告されました。これまでのボーイング系どの機種よりも信頼性が高いことで期待されている航空機だけに、各方面に衝撃が走った状態です。
1月9日は、この「787のトラブル」をめぐってテレビ朝日「報道ステーション」、TBSラジオ・ニュース探究ラジオDig などの番組で、コメントをいたしました。
~新型航空機が路線使用された時は、これまで・・・。~
787型機よりちょっと遡れば、777-300/777-200、767、747-400などの運航経験を大まかに俯瞰すると、「マイナーな不具合は、エアラインメンテナンスからメーカーボーイングに報告されて、世界中の当該機種使用エアラインにサーキュラーという形で通知され、また欠陥がある場合は緊急点検と改善指示」がされてきたことと思います。こいう積み重ねで、メンテナンスや運航がステーブルになってきていた訳です。
~何がセンセーショナルか?~
一方で、長距離を航行する航空機にとって、一番怖いのは、「墜落」であり、そのファクターのうち重大な警戒を要する問題は、
・機内火災(機内の消火器で消し止められる限界を超えるような場合、海上では海上着陸しかない)(TheWallStreetJounal)によれば、「火災事故は、787の革新性の本質にもつながる・・」という見方もある。
・燃料漏れ(Fuel Leak)・・・787ではないが、2007.8.20 中華航空機737型機那覇空港で爆発炎上・・・誘導路で既に乗務員は気づいていたが、停止しての脱出などをせず「スポット イン」、その後爆発炎上。
このような視点でみれば、今後の点検改善などは緊急必須の問題と思います。次回に「787のヒストリー」を述べてみたいと思っています。
米当局、ドリームライナーのぼやで正式調査開始 .
2013年 1月 09日 12:48 JST.
ザ・ウォールストリート・ジャーナル By JON OSTROWER AND JACK NICAS
米運輸安全委員会(NTSB)は8日、日本航空のボーイング787型旅客機「ドリームライナー」が前日、米ボストンのローガン国際空港で起こしたぼやについて正式調査を開始した。一方で米ユナイテッド航空は保有する同型機の1機で配線ミスを発見した。 日航機のぼやを受けて各航空会社は保有機の点検をした。関係筋によると、その結果、米ユナイテッド航空が保有6機中1機の電線が不適切に接続されていることを見つけたという。ボーイングは事故のあと、内外の当局や航空会社と連絡を取り合っている。同 社は8日、日航機でのぼやは他の787型機を悩ませた一連の電気系統の問題とは無 関係だとの見解を示した。 NTSBは同日、この事故について正式調査を開始。米連邦航空局(FAA)や日本 の当局、ボーイング、それに日航とともに調査に当たっている。日本の国土交通 省は日航と全日空に対して、同型機の点検を命じた。しかし、両社は問題は見つからなかったとしている。関係筋によると、ユナイテッド航空は補助動力装置(APU)に関連した電気系統を調べた結果、日航機のぼやが起きたのと同じエリアで問題を発見した。APUバッテリーにつながる電線の束に配線ミスがあったという。このバッテリーは、日航と消防が7日のぼやの出火点としているものだ。 ボーイングはこの事故のあと日航と連絡を取り合っているとしているが、ユナ イテッド航空が発見した問題についてのコメントは出していない。
同社は昨年末までに49機のドリームライナーを8社に引き渡した。うち昨年の引き渡し数は46機。世界の大手航空会社とリース会社からの受注残は799機。同
社は月間5機の製造ペースを年内に目標の10機に引き上げようとしている。航空会社は価格の大半を引き渡し時に支払うため、電気系統問題で製造ペースが鈍れば、ボーイングのキャッシュフローは打撃を受けることになる。787のうち最も大型の787-9型の価格は2億4400万ドル(約213億円)。一連の技術的トラブルで787型機に集まっていた関心は8日、ボストンから成田に向かおうとしていた日航機が燃料漏れを起こしたことで一段と高まった。7日のぼやは乗客乗員が降りたあとに発生した。燃料漏れは同型機を多く購入している航空会社にとっては最も望ましくないものだった。
ローガン空港によると、成田行きの日航機—ぼやがあったのとは別の機—は誘導路上を滑走路に向かっているところで、左翼から燃料を漏らし始めた。マサチューセッツ空港当局の広報担当者マシュー・ブレリス氏は、同機は移動をやめて、漏れは現地時間午後12時25分ごろに解決したと語った。その後、誘導路では40ガロン(151リットル)の漏れた燃料の除去作業が行われ、同機は点検のため乗員乗客を乗せたままのターミナルに牽引された。
FAAは昨年12月初め、燃料経路での燃料漏れの懸念が高まったことから787型機の点検を命じている。8日のニューヨーク証券取引所のボーイング株は前日比2.6%安の74.13ドルで引けた。
「787型機の性能に自信」米ボーイング幹部が電話会見
2011.1.10 朝日新聞
【ラスベガス=畑中徹】米航空機大手ボーイングの最新鋭機「787」でトラブルが相次いだ問題で、同機の技術などを担当する幹部が9日、電話で会見し、「787型機の性能については、ボーイングとして、きわめて強い自信を持っている」と述べ、安全性を強調した。
会見したのは787型機担当チーフエンジニアのマイク・シネット氏。同氏は「米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査が進んでおり、原因などについて推測では話せない」としながらも、「新しい機体を導入したときには、最初の段階で、ある程度の不具合は生じることがある。毎回、それを調整し、乗りこえる作業が大事なことだ」と説明した。
会見で、787型機の安全性について改めて問われると、「運航上の安全には当然、私たちは100%の自信を持っている」と繰り返した。

近日中に息子がNH1010便でNYCに向けて出発します。
さすがの私もチョッと心配です!
秀島様 初めてコメントさせて頂きます。 B787に欠陥について、すでにテスト飛行時に重大なトラブルを起こしていた旨が、22日付けのNEWSWEEKに掲載されておりました。ご存知の事とは思いますが、メディアでは聞けなかった事ですのでお知らせ致します。B社的にはすでに周知の欠陥だった事が驚きでした。自動車も100%ではなく95%位で市場に出し、その後修正していくという方法ですが、飛行機も商売な限り仕方の無い事なのでしょうね・・・A350には十分学んで欲しい点ですね、期待は出来ませんが。これからも秀島様の真実の啓発に期待致しております。匿名をお詫びします。
匿名とはいえ投稿ありがとうございました。