9月18日には、「JAL再上場」という話題もあります。9月10日には、3500~3790円と言われている公募価格も決定するそうです。
この一方で、アジア全体のマーケットや日本の国内線市場も含めて、日本で今年運航を始めたLcc3社の代表も加わって国際会議が開かれています。
テーマは「LCC & New Age Airlines North Asia」。そのテーブルでは、日本に向けた近距離国際線などのうち、グレードを上げた「LCC」を「ハイブリッドLCC」という定義づけまでされている模様です。
こうした「格安運賃攻勢」のなかで、FSA(FullServiceAirlines)の戦略は、極めて重要です。日本の大手と言えば、「JAL」「ANA」しかありませんが、「オープンスカイ政策」「アジアゲートウェイ政策」の前に、JAL→ジェットスター、ANA→ピーチ・エアアジアJapanに間接的に関与しているものの「Lccとどう向き合うか」「ナショナルフラッグとしてFSAとしてどういう差別化をするのか」などをはっきりした「戦略図」が描かれているとは言えません。
TPPのさきがけのように入ってきた、「航空自由化・オープンスカイ」は、一見「格安運賃で消費者本位」のように見えますが、「Lccの安全規制」「日本の航空産業保護」という観点では、政府の政策は、不十分過ぎる感があります。
※現在発売中の「週刊現代」9月15日号 ”JAL株は買うべきか買わざるべきか”でコメントを致しました。
北アジア航空会議で国内LCCに注目-3社代表パネルティスカッションも
みんなの空港新聞 2012.09.08 (2012年09月07日)
マカオのザ・ベネチアン・マカオ・リゾート・ホテルで9月5日・6日、北アジ
ア地域の航空業界の国際会議が開催され、今年相次いで運航を開始した国内の LCC3社が広く専門家の注目を集めた。 会議は世界最大規模の航空関連の情報調査会社enter for Aviation(センタ ー・フォー・アビエイション、CAPA、豪)が主催した「LCC & New Age Airliness North Asia」(北アジアのLCCとニューエイジエアライン)。日本・ 韓国・中国・台湾など北アジア地域のLCCを軸にした航空市場の現状と展望につ いて、業界の専門家らによる基調講演やテーマ別のパネルディスカッションを通 じて討議と分析を行う内容で、CAPA加盟の世界の航空会社・空港会社・航空機メ ーカー・航空サービスプロバイダーの代表ほか、大学や調査機関の研究員など約160人が参加した。
講演と討議のテーマは各国の航空市場への参入における規制・課題、LCCがも たらす空港事業と旅行業界への影響のほか、国ごとの航空市場の現状の分析、LCCビジネスの今後の展望と可能性などで、それぞれ関係者と専門家らが参加者 からの質問を交えて話し合った。
各国市場の話題ではLCCビジネスが先行する韓国、規制の中にある中国に加え 、今年1年で3社のLCCが運航を開始した日本の状況がたびたび取り上げられた。 巨大かつ成熟した旅行市場でありながらもこれまで規制の壁などによりLCCビジ ネスが伸長しなかった日本市場の急速な変化に、熱い視線が集まったもので、具 体的には規制の現状、関西・成田・羽田などの空港の運用実態、新幹線など高速 鉄道との競合、消費者行動、世界の他の地域とは異なる市場の特徴などについて 多くの質問が寄せられた。日本市場のパネルティスカッションではジェットスター・ジャパンの鈴木みゆ き社長、エアアジア・ジャパンを代表するザマン・アーマッドさん(エアアジア 地域代表)、Peachを代表する同社ダイレクターのパトリック・マーフィーさん が登壇。各社の事業展開とともに日本市場の現状を話し合った。「3社の代表者 が公式の場で席を共にするのはおそらく今回が初めて」(CAPA関係者)。 会議では航空ビジネスの新業態ともいわれる「ハイブリッドLCC」にも話題が 及び、現在のLCCのサービスの拡充、長距離路線への進出、マイレージプログラ ムなどの導入の可能性とコスト管理などについても話し合われた。CAPAではこの ような業態を「ニューエイジエアライン」とも呼んでいる。 2日間の会議を通して、LCCの展開が新しい旅行需要と市場の開拓・成長につな がり、航空業界のみならず広く北アジアと世界の経済へ影響力を持っていること が強調された。国内LCC、複数の空港に運航拠点-路線拡充で需要拡大へリムジンバス、新宿~ 成田空港深夜便-LCC早朝便に対応(みんなの空港新聞)関西国際空港、LCCター ミナルの詳細発表-10月28日開業(みんなの空港新聞)エアアジア・ジャパン、 国内2路線に就航-日系3社の「LCC元年」、本格化(みんなの空港新聞)那覇空港にLCC専用ターミナル-10月、関空に先立ち「日本初」の開業ヘ(みんなの空 港新聞)
