~リゾートホテルに爆弾、そして民間航空機にミサイルまで!~
またも、テロが起きた。イラクに対する国連による査察が行われ、世界の注目が、ここに集中している中、またも多くの人々が犠牲となっている。イラクで戦争が起きぬよう、という「世界の願い」を踏みにじる事件でもある。
まして、バリ島に続くリゾートを狙ったことは、旅行者に対して、どこに行っても危険が伴うという不安を持たせる原因ともなり、二重に許せない行為といえる。
対アメリカへの攻撃としてテロ行為をいくら正当化しても、テロは人道的問題のみならず、日本を含み国際的観光産業・航空輸送業に深刻なダメッジを与えて行くことともなり、今後世界からの怒りは、さらに強まるだろう。
当HP「アジアにもテロの危機」も参照ください。以下は関連ニュース。
【参考資料】
11/28 20:40 盲点突かれたイスラエル 国外テロで不安倍増
共同通信ニュース速報
【エルサレム28日共同=島崎淳】ケニアの同時テロでは、パレスチナ自治区への軍事侵攻を続けるイスラエルを繰り返し非難してきたウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダの関与も指摘されている。国内でのパレスチナ過激派によるテロ対策に腐心するイスラエルにとっては盲点を突かれた格好となった。
ビンラディン氏のイスラエルへの敵意は米国へのテロ警告とともに、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラなどを通じて幾度となく明らかにされ、イスラエル政府は航空機や大使館など自国の権益が狙われる可能性があるとして厳重な警戒を敷いていた。だが実際にアルカイダの攻撃を直接受けた例はない。
国内で続発するパレスチナ過激派のテロに悩むイスラエルは昨年の米中枢同時テロ以降、米国が主導する「対テロ戦争」に同調。イスラム過激派組織を抱える各国と情報交換や対テロのノウハウの提供などで米国に全面協力。しかし国外でテロが現実に起きたことで逆にイスラエル国民の不安は倍増したともいえる。
反イスラエル、反ユダヤ人感情は周辺アラブ諸国を中心に根強い。ネタニヤフ外相は「テロは過去に例のないレベルにまで達した。われわれは対テロで国際社会を結束させなければならない」と指摘。世界規模の「対テロ戦争」がさらに拡大する懸念が出ている。
(了)
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11/28 23:46 毎: <ケニア>同時テロでホテル大破 イスラエル機にもミサイル
毎日新聞ニュース速報
【ナイロビ城島徹】ケニア南部のモンバサ郊外で28日午前8時(日本時間同日午後2時)ごろ、イスラエル人が経営する「パラダイス・ホテル」に四輪駆動車が突入し、爆発した。この爆発でホテルの建物は大破し少なくとも宿泊客ら12人と犯人3人の計15人が死亡、80人以上がけがをした。事件当時、ホテルには約140人が宿泊していた。
また同時刻ごろ、モンバサの空港を離陸したテルアビブ行きのイスラエルのアルキア航空機(乗員乗客271人)に向け、2発の地対空ミサイルが発射されたが直撃を免れ、けが人はなかった。イスラエルを標的とした同時テロとみられ、ウサマ・ビンラディン氏の支援組織「アルカイダ」が事件に関与した可能性が強まっている。
ケニアの警察当局は、自爆テロとみて捜査している。死亡したのは、子供2人を含むイスラエル人3人とケニア人ダンサーら9人。犯人の1人が四輪駆動車から駆け降り、ホテルのロビーで自爆し、残る2人が乗っていた車もホテル敷地内で爆発したという。ロビーには多くのイスラエル人観光客がいた。
一方、ミサイルが発射されたアルキア航空機は一時、ナイロビ空港への緊急着陸の準備に入ったが、イスラエル当局の指示でテルアビブ空港に向かい約6時間後、無事到着した。同機のラフィ・マリク機長はテルアビブ空港での記者会見で「何かが機体に当たったような気がしたが、計器類を調べると正常だったのでそのまま飛行を続けた」と語った。機長は離陸直後にミサイルが発射されたことに気付き、目視で左の方角にミサイルの航跡を2本確認したという。
ケニア警察当局者によると、空港から2キロの地点でアラブ人風の3、4人のグループがミサイルを2発発射したところが目撃されている。
イスラエルのネタニヤフ外相は同日、国内メディアに対し「アルカイダによる犯行の可能性がある」と述べた。一方でイスラエル放送によるとイスラム教シーア派組織ヒズボラ関連とみられる「パレスチナ軍」が犯行声明を出した。
モンバサはナイロビの南東約450キロに位置する高級リゾート地。同ホテルは中心部から約25キロ離れた郊外にあり、外国人観光客が利用していた。
ナイロビとタンザニアのダルエスサラームでは98年8月、米国大使館の同時爆破テロが起き、米国人12人を含む224人が死亡、5000人が負傷した。米政府はウサマ・ビンラディン氏の支援組織「アルカイダ」によるテロと断定。約2週間後にスーダンとアフガニスタンの「テロ拠点」にミサイルを撃ち込み、報復した。
[2002-11-28-23:46]
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39 11/28 23:25 ミサイルは近かった=機長も証言-ケニア同時テロ
時事通信ニュース速報
◎ミサイルは近かった=機長も証言-ケニア同時テロ
【エルサレム28日時事】ケニアでミサイル攻撃を受け、直撃を免れたイスラエルのアルキア航空機のラフィ・マリク機長は28日、テルアビブのベングリオン国際空港に帰着後、記者団に対し、「ミサイルは機体からそれほど離れていなかった」と語った。マリク機長によれば、高度約130メートルで、2本の煙の痕跡が機体左方を通り過ぎるのを目撃したという。
[時事通信社]
[2002-11-28-23:25]
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42 11/28 22:08 通常通り運航=エルアル・イスラエル航空
時事通信ニュース速報
◎通常通り運航=エルアル・イスラエル航空
【エルサレム28日AFP=時事】イスラエル国営のエルアル・イスラエル航空は28日、全路線で通常通りの運航を行っていることを明らかにした。エルアル航空は、ケニアでアルキア航空機にミサイルが発射された事件を受け、イスラエルに向かう国際線の運航を一時停止したと報じられていた。
