ハワイアン航空の羽田空港緊急着陸❗️について
乗客、特に日本人乗客が搭乗していない場合、日本のメディアではあまり報道されませんが、国際的に俯瞰すればこの手のトラブルは山ほど発生しているのが現実です。
航空機トラブルも「人身事故」とならない限り、『事故』というカテゴリーには入らないため「イレギュラー(イレギュラリティ)」あるいは「重大インシデント(もう少しで事故となり得た)」という記録や扱いを受け、当然、整備上の問題や航空機メーカーの問題、故障やミスにしても原因の徹底解明に心もとなく思えるのが私的感想でもあります。…
「運輸安全委員会」の原因究明調査待ちなのですが、いくつか感じていることを申せば、
◎計器に油圧系統のトラブルが出た❗️ということでエマージェンシ−ランディングをリ クエストした。
よくあることなのだが、計器の故障であったということはなかったか?
◎緊急着陸をリクエストされた管制官は、なぜランウェーの長い成田でなく羽田空港を選んだのか?
その後の対応(成田での再離陸にあたってのハンドリングが先にきたのではないか?)ランウェーが短い場合は、「ブレーキングに負担がかかる」→「メインギアのタイヤに負担がかかる」
◎緊急着陸する場合、最大着陸重量をクリアするため通常は「空中で燃料投棄をする。重量が重いまま着陸した判断はどうだったのか?
ここから引用です。
『離陸直後の不具合への対応は、基本は燃料投棄ですが、機内火災や急病人で急を要するケースでは、投棄せずに緊急着陸します。
そのため、どの機種にも最大”離陸”重量での着陸強度保証を義務付けていますが
最大”着陸”重量を超えて着陸する場合は決められた手順に従う必要があります
内容は一般的に
1、衝撃の少ない着陸をする
2、着陸出来ずに再度上昇するための出力を確保するために、エンジン出力を空調や機内加圧に使用しない。です』
引用終り。
さて、改めてです。
超過密東京都心を400m~500mの低空飛行、品川区大田区は300mという政府・国交省の計画には、上空に飛行ルートが予定されている地区だけではなく、都民・川崎市民・千葉県民全体で考えることが大切と思います。