なぜ、「政府専用機」がジャンボ機でなければならないのでしょうか?

JAL債権問題では、「747-400」57機をすべて売却することになっています。財政状況は破綻に遭っても、相当な安価(帳簿上から見れば)で叩き売りでしょう。

その理由は、「燃費が悪い」に尽きるようです。人気のA-380大型機を持たない中で、これで良いのか、という意見もあります。

さて、日本の「政府専用機」は、未だに747-400ジャンボ機です。たった一人の首相の行き来に、日本の威容を誇るまでもないのでは?

国際的に「全く相手にされていない中で」乗り物だけ豪華というのも恥ずかしい思いも致します。費用対効果も馬鹿にはできません。

もう一機のジャンボ機を常に帯同している、メディアわんさか引き連れている、ことなどを多くの皆さんは知らないことと思います。

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ASEM開幕 尖閣問題でEUの支持は期待できず
2010.10.3 産経

ASEM首脳会議に出席するため羽田空港を出発する菅首相=3日午後 開会中の臨時国会で平成22年度補正予算案の成立を最優先課題と位置づけていた菅首相は当初、ASEMに欠席する予定だった。

 しかし中国の温首相が出席するのに菅首相が欠席すれば、尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件で中国側の主張のみが欧州で独り歩きしかねないとの危(き)惧(ぐ)から、9月27日になってようやく出席を決断した。

首相 ASEMで各国の理解を

9月28日 4時28分 NHK 
尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船による衝突事件で中国が強硬な姿勢を崩していないなか、菅総理大臣は、来月4日と5日にベルギーで開かれるASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議への出席を検討しており、各国に対し、日本の立場への理解を求めるねらいがあるものとみられます。

尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船による衝突事件で、中国側は、逮捕された船長の釈放が決まったあとも、日本側に謝罪と賠償を要求するなど、強硬な姿勢を崩しておらず、日中関係の改善が課題になっています。こうしたなか、菅総理大臣は27日夜、記者団に対し、来月4日と5日にベルギーで開かれるASEMについて「ASEAN=東南アジア諸国連合とヨーロッパの多くの首脳が出る会議で、私も含めて日本からきちんと代表が出席することが重要だと思っていた」と述べ、みずからが出席する方向で検討を進めていることを明らかにしました。ASEMには、アジア16か国とヨーロッパ27か国の首脳らが出席する予定で、菅総理大臣としては、国際会議の場を活用した2国間の首脳会談などを通じて「尖閣諸島に領土問題は存在しない」という日本の立場への理解を求めるねらいがあるものとみられます。また会議には中国の温家宝首相も出席することから、政府内には、事態の沈静化を図るため、日中首脳会談を行うことも模索すべきだという意見が出ています。ただ政府内には、現時点で中国側が首脳会談に応じる可能性は低いという見方が大勢なうえ、この問題に毅然(きぜん)と対応するためには一定の冷却期間が必要だという意見もあり、今回、菅総理大臣がASEMに出席しても、日中関係が改善に向かうのは難しい見通しです。

~恥ずかしい!!~ 

新興国→緊急会社 G8→G7  ロシアの大統領は「ベドメージェフ」  など他にも

菅首相が27日夜(日本時間28日朝)にトロントで行った記者会見で、
言い間違いを連発した。

 首相は新興国を意味する英語「エマージング・カントリー」を
「エマージェンシー・カンパニー」(緊急の会社)と述べたほか、
「国連安全保障理事会」を「国連常任理事会」、
「G8」を「G7」と間違えた。

 また、ロシアのメドベージェフ大統領を「ベドメージェフ」、
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領を「イ・ミョンビャク」と発音するなどした。

5 thoughts on “なぜ、「政府専用機」がジャンボ機でなければならないのでしょうか?
  1. 政府専用機がジャンボで有る理由は?
    A340やB777-LRではJALが整備に携われないからです、
    この国は、政府専用機の選定にも
    JALが有利なように便宜をはかってきました。

  2.  そもそもの話をしますと、政府専用機の導入はアメリカの対日貿易赤字削減に協力することが目的でした。そのため、アメリカ製の旅客機しか選択肢がなく、その中で最も高価(2機で360億円)なB747-400が選ばれたのです。また、首相の外遊に使うとなれば当然、日米を無着陸飛行できる航続性能が必要で、導入が決定された1987年当時、それだけの性能を持つ旅客機はDC-10とB747しかありませんでした。技術的に枯れたDC-10よりは、最新式のB747-400を選択したのは自然な流れだったと思います。まだB777は構想段階で、双発機の洋上飛行は厳しく制限されていた時代です。(もっとも、エアラインの定期便ではなく「軍用機」として飛ばすならETOPSは関係なかったかも知れませんが)
     B747-400が政府専用機として妥当か、と言う疑問はあくまで「今となっては」という話で、当時としてはB747-400以外に選択肢はなかったと思います。あの2機の「特別輸送機」(自衛隊内での政府専用機の名称)を売り払ったところで二束三文でしょうし、新たな機体を導入するにしても莫大な費用がかかりますから、耐用年数が来るまで使い続けるしかないでしょうね。
     ただ、世界的に見れば、「政府専用機」はB737やB757、A310などの小型~中型機が主流で、政府首脳がB747で乗り付ける国は日本とアメリカだけ。外国政府やメディアからは「何様のつもりだ?」というような視線を浴びていることだけは、確かでしょう。

  3.  上記コメントに補足します。「政府首脳がB747で乗り付ける国は日本とアメリカだけ」というのは認識不足で、今月横浜で開かれたAPECには、韓国も中国代表もB747で来ていました。航続距離や随行員や同行記者団の人数などから、大型機が必要とされるケースもあるようです。ただし、政府首脳の輸送に大型機を使う場合は、ほとんどが民間機のチャーター。政府が「専用機」としてB747を保有し、軍事組織に専門部隊を置いて運用させている例は、少なくとも先進国では、日本とアメリカだけのようです。
     日本の政府専用機の場合、実任務は平均して月に1回程度で、他は訓練のために飛ぶだけです。もっと他に使い道はないのか。効率的な保有・運航の形態はないのか、そろそろ議論すべき時期ではないかと思います。

  4. あとは、紛争地域からの邦人避難の際にチャーター機は使えないからということで
    収容人数の多いB747が選ばれたという理由もあったと記憶しています。この趣
    旨からすれば、後継機はA380にするか、逆にB767-300ERを4機にす
    るかでしょう(B767はAWACSと同じ機体のため、自衛隊で整備可能)

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