「日本航空123便御巣鷹山墜落事故」にあらためて黙祷!

また、あの「暑い衝撃の日」がやってきました。航空史上最悪の犠牲者を出したあの事故。私も同僚・後輩を失いました。犠牲になられた方々、また命をともにされた乗員・乗務員の霊に深く哀悼の意を捧げるものであります。

私は、現役乗務中に「ニューデリー・モスクワ・クアラルンプール」の連続事故を身近に体験し、その上の御巣鷹山です。

過去の事故では、比較的原因は明らかになっていますが、御巣鷹山の場合、「主たる要因は、「隔壁破裂」→「ボーイング社の修理ミス」→「JALがそのミスを見抜けなかった」という安全運輸委員会(元事故調査委員会)の見解がだされたきりです。

この見解には、表に出すか出さないかは別として、当時航空の現場に拘わっていた者の多くは、疑問符を投げかけております。

東京湾に沈んだままとなっている「破壊が起きた垂直尾翼の大半」など現在の科学をもってすれば、発見の可能性も十分にあるのではないでしょうか。

一例を挙げたに過ぎませんが、「ボーイング社の謝罪」で済ませることではない、とおもうのです。

2006年、廃棄寸前だった「御巣鷹山事故の残骸」が日本航空安全研修センター(羽田)に展示されました 「座席の残骸」は、墜落時の衝撃のすごさを物語っています。

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参考サイト

:「沈まぬ太陽」の反響 2000年 の日本航空「機長組合の見解」

深田祐介氏も「沈まぬ太陽」攻撃?・・ある機長より

日本航空の労務政策・・・考察「沈まぬ太陽」            

 

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