~アメリカのブランドだったはずが・・・。~
私が飛び始めた1960年代の後半のころ、日本航空は、まだまだ世界で認知されていたわけではありませんでした。
「ジェイエイエル」で働いていると言うと、ニューヨークあたりのアメリカ人からは、「JAL?どこのエアライン?」「機内はJAIL(牢屋)のようなのか。」「UALの看板が風で飛んでJALになっているのかと思ったよ。」など散々ジョークを飛ばされました。
1960年~70年代のアメリカの空は、「パンナム・TWA・ユナイテッド・コンチネンタル」などがピカピカに輝いており、日本のエアラインなど「東洋の極地(FAR EAST)から飛んできた着物を着せてる変なエアライン」程度の認識でした。
勿論、その後「日本航空」は、「世界一の安全と機内サービス」で大きく伸びたことは皆さんもご存知のとおりです。
それにしても、「規制緩和」以後は、あの「ユナイテッド」でもこんな状態です。安心してバゲッジを「チェック イン」することもできない、という風潮が強まっています。
困ったものです・・・・。
空港でギター壊され「恨み節」の歌、ユーチューブで大ヒット
2009年07月10日 15:21 発信地:モントリオール/カナダ【7月10日 AFP】米ユナイテッド航空(United Airlines)の空港手荷物係に大切にしていたギターを壊されたカナダ人ミュージシャンが、「報復」としてこの経験を歌にし、動画共有サイト「ユーチューブ(Youtube)」に投稿したところ、大ヒットとなっている。
曲のタイトルは「United Breaks Guitars(ユナイテッドはギターを壊す)」。作詞作曲したデーブ・キャロル(Dave Carroll)さんは、2008年にシカゴ(Chicago)のオヘア(O’Hare)空港で、宝物のように大事にしていたテイラー(Taylor)社のアコースティック・ギターを壊されるという不運に見舞われた。
「バンド仲間と一緒に航空機の後部座席に座っていた時だ。僕らがミュージシャンだとは知らない、近くに座っていた女性が突然こう叫んだんだ。『あら、手荷物係がギターを外にほうり投げてるわ!』ってね」。キャロルさんは地元メディアにこう語った。 キャロルさんはその後、数か月にわたり、損害賠償および破損した楽器の修理代の補助として計3500カナダドル(約28万円)の支払いをユナイテッド航空に求め続けたが、交渉は失敗に終わった。 そこでキャロルさんは作戦を変更。この経験を曲にして歌い、ユーチューブに投稿することを思いついたのだ。「一種のひらめきだったよ」
投稿されたビデオは、ユナイテッドの地上スタッフが危なっかしい手付きでギターケースを投げ合ったり、木づちで叩いたりするのを見て、フォーク・ロッカーたちがぎょっとなる様子が描かれている。
このビデオは9日までにユーチューブで50万回近い再生数を記録したほか、カナダと米国の主要ニュースネットワークでも取り上げられた。
ユナイテッド航空の広報担当者は、ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙の取材に対し、「キャロルさんのビデオは素晴らしい作品なので、社内で顧客サービス向上の訓練のためのユニークな教材として使わせてもらいたいと考えています」と語っている。(c)AFP
ユナイテッド航空にギターを壊されたミュージシャン
ユナイテッド航空に、荷物として預けたギターを壊されたというカナダ人ミュージシャンの告発歌「United Breaks Guitars(ユナイテッドはギターを壊す)」がYouTube上で大ヒットしている。