若田さんの「気概」に「敬意」と「感動」です!

~人体への影響には、「モルモット」になると~


3月16日、「ディスカバリー」の発射が成功し、日本人宇宙飛行士の若田さんは、
「国際ステーション」のドッキングへ向けて飛行しています。

出発前に、燃料漏れなどで「打ち上げ」が遅れたりもしており、ひとたび発射されれば、後戻りが出来ない事を考えれば、文字通り「異常な緊張」を強いられる打ち上げ前の日々だったであろうと拝察いたしました。

無重力で暮らす宇宙飛行、今回は3ヶ月と言う長期滞在であることが、注目されていますが、特に人体に与える「影響」については、「骨粗しょう症」と「放射線被爆」についての心配が、取り上げられておりました。

メディアの質問に対して、若田さんは、「モルモット(実験台)となって、データを役立てたい」と淡々として抱負を述べておられました。

彼のミッションの重要性にかかわらず、私は、危険も予期しながら「ことに向かう」姿勢と「気概」に正直に申し上げて、大変感動させられました。

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NHKの「ニュース10」で放射線問題がかつて放映されました。画像の一部です。

~航空機の乗員も3倍の放射線を浴びている~

年に数回の旅行で、航空機に搭乗する場合、は何の心配も要りませんが、パイロットや客室乗務員は、高々度を飛行する
長時間乗務の連続で、地上で生活する方々の「3倍」の放射線を浴びていることが実験などで判明しています。
(年間800~900時間乗務として)

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放射線と言うものは、機体の窓からだけではなく、機体を通してしまいますので、「全面を窓で囲まれたパイロットだけでなく、
客室乗務員も乗客」も同じように浴びるのです。客室乗務員もかつては、女性の場合は、平均乗務年数が3年というせかいでしたが、
いまや20年以上乗務している方も相当数おりますので、条件はパイロットに近づいています。

1万メーター上空を飛ぶジェット機が世の中に出てから50数年です。
私の現役当時には、「パイロットは定年後、長生きできない」というのが通説でした。しかし、どこまで、科学的なのか、は調査もされず、規制もなく、病気との因果関係もはっきりとはしていませんでした。

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「身体に良くない」ということだけは、解ってはいても、仕事の性質上、どうにもできませんでした。あくまで「モルモット(実験台)」になるんだろうなと言うぐらいの意識であったと思います。「科学的な長期にわたるデータ」も私の知る限り、取られているようでもありません。

「3ヶ月の宇宙滞在は、地上生活の100年分の放射線を受ける」と言われています。予防措置も充分に取られていると報道されていますが、「若田さんのご健康維持」とミッションの成功を祈るものです。

また、今回の「若田さんの宇宙飛行」は、航空機内で仕事に従事する方々にも「希望」の星となることを確信致します。