旅客に厳しい指導している、「乗員・乗務員が・・・」    離陸時にカメラでパチリ。驚きます??

「ANA」に続いて「JAL」も。パイロットも・CAも・・。

  ~究極の「コストカット」優先で、「プロ意識」など、どうでも良いというのでしょうか?~

ANAのパイロットは、アメリカ人、JALの客室乗務員はタイ人、ということですが、「エアライン」として、「パイロット」「客室乗務員」として、一体普段どういう心構えでいるのか、嘆かわしいかぎりです。

たまたま双方のトラブルは、外国人でした。しかし、「ハドソン川の奇跡」はアメリカ人の機長であり、人種の問題ではありません。

本質的に言えば、「こういう事態」が起きていることは、日本を代表する二大エアライングループのなかで、深刻な「乗務員の品質低下」が起きていることがうかがわれます。

今は、昔と違って、人件費を下げるためには、西洋であろうがアジアであろうが、「コストを安く出来る」クルーを最優先に雇用していることが、問題です。

昨年には、「規制緩和」ということで、更に、「責任者を含めて客室乗務員のまるごと派遣」も可能になりました。

機内には、「パイロット」と「客室乗務員」は、別の会社の人、という光景が生まれるのです。 ニューヨークで起きた「USAirways奇跡のハドソン川着陸」を「脱出させる側」という切り口で「詳細に分析」しますと、正直に申しまして、「仮にうまく着水」しても、あのように「冷静沈着にどこから見ても合理的な」ことができるだろうか、と不安になります。

あらためて、振り返りますと

着水するまでの判断時間が30秒、その後「全員を脱出させるまで4分」というのは、「チームワーク=パイロット・客室乗務員・PAX」なくしては、ありえないからです。

●着水停止後、まず水面の位置を考えて、左右両側の「翼上のEXIT」を使って旅客を機外へ

●次に前方のドアを開けて、「スライド」を展開させた

●後方のドアは、「浸水」を鑑み、開放せず。

●乗員・機長が最後に脱出

という点に「行き届いた訓練」「いざというときの判断力」の見事さを感じます。

私の体験でも、毎フライト離陸のときは、上昇し切れなかったときは、もし突っ込んだときは・・・といつも身体を硬くして備えておりました。

離着陸時が、もっとも「事故・トラブル」が発生します。いわゆる「クリティカル イレブン ミニッツ」です。乗務員は、もしもの事態をいくつも想定して、身構えているのが通常でした。

そのために、毎フライト前の「打ち合わせ」は入念でした。特に「機内にある非常用機材の位置。脱出のときの分担と役割」については、実際の航空機に見立てたボードを使用して、時間をかけて「ブリーフィング」しておりました。質問に答えられなかったりした場合は、その場で、交代させるということもあったからです。

ちなみに、パリで「エールフランス」のフライト前ブリーフィングに同席させてもらったときに、「明らかに勉強不足というCA」がおりましたが、「即刻交代」帰宅させられていました。その厳しさに舌を巻いたものでした。

「安全第一」という掛け声ばかりで、経費を著しく削減した職場には「そんなことどうでもいいと言うゆるみ」が生じるのが常です。見えない、いつ起きるかわからない事故へのたゆまぬ努力よりも「「機内の免税品売り上げやエアラインのクレジットカード申し込み書収集などのほうが大事」という風潮が続いてきましたが、最近では、あまりに重労働低賃金で「笛吹けども踊らず」ということにまでなってきているようです。

「携帯カメラ」のこの件も、

CAの場合、「旅客に駄目だといっていて、その目の前で自分のカメラで窓の外を写す」というその行動が出来るということが、あきれる「内容」です。

個人の問題ではなく「プロ意識も欠如」という風潮を醸成しているのは、なにかということを深く考え直さないと大変なことになります。

航空界に携わる者のあいだでは、「そういうことも起きてもなにも不思議ではない、」とおもっている方が多いと言う状況ですが、「利用者」にしてみれば、知らなかったけれど随分不安な「誘導保安要員」がいるのだなと思って当然です。

「いかにいい加減な品質管理か」ということが明るみに出たわけです。

銀行・ファンドのいいなりになって、しっかりした経験を有した乗務員を「追い出し」、たかだか2ヶ月程度の訓練で次から次へと「契約CA」を「ラインアウト」させてゆく。そして、あまりの「低労働条件」に「夢と誇り」を傷つけられ、どんどん辞めてゆきます。

最近の機内は、外人と新人がほとんどなのです。最低限食事を出すという「機内サービス」ぐらいは、なんとかこなしても、身体は「動きませんから」内情は、ばたばたです。「非常事態にどこまで対応できるか、心配です。ベテラン乗務員が次々辞めてゆく中で・・・・・。

客室乗務員が機内から携帯パチリ、乗務停止に…ジャルウェイズ
2月6日12時3分配信 読売新聞

 日本航空の子会社「ジャルウェイズ」(本社・千葉県成田市)は6日、タイ国籍の女性客室乗務員(27)が今月2日(日本時間3日)、離陸直前の航空機内でカメラ付き携帯電話を使い、窓の外を撮影していたと発表した。

 国土交通省は6日、離着陸時に電子機器の使用を禁じる航空法に違反するとして、同社を厳重注意するとともに、航空各社に対し乗員に同様の違反がないよう、徹底を指示した。

 国交省や同社によると、航空機はハワイ・ホノルル空港で駐機場から滑走路に向かう途中だった。乗客の通報で発覚した。同社は客室乗務員を乗務停止にしており、今後、懲戒処分を検討する。

 全日空系のエアーニッポンネットワークでも、米国籍の男性機長(31)が昨年12月、離着陸時に操縦室内からデジタルカメラで滑走路などを撮影したことが判明したばかり。 

今度は日航系の客室乗務員=携帯で機外撮影
2月6日13時19分配信 時事通信

 日本航空グループのジャルウェイズのタイ人女性客室乗務員(27)が、航空法に違反して乗務中に携帯電話で写真を撮影していたことが分かり、国土交通省は6日、同社に厳重注意した。カメラ機能を含む携帯電話の使用は航空法に基づき、機内での使用が常時禁止されている。
 先月30日には全日空系のエアーニッポンネットワークの機長が同法で禁じられた離着陸時のデジタルカメラ撮影を行ったとして同社が
厳重注意を受けたばかり。国交省はほかの航空各社に対しても、乗務員が同様の行為を行わないよう社内周知の徹底を指示した。