「お・も・て・な・し」劣化の象徴ともいえる「一流ホテル」偽装メニュー事件!

「阪急・阪神ホテル」並びに「リッツカールトン」においての「偽装事件」は、驚きを超える事態でありました。

私は、主に国際線の航空機に30年間乗務したということは、その3分の2つまり20年間にわたる夜は、機内かホテルで過ごしたことになります。(日本の基地において1か月に10日の休日が保証されていましたので20日は外地)

また、エアラインの思惑(ホテルとの提携・乗員がStayしているというviewingを活用して日本人旅行客にアピールする→パッケージ旅行への影響力・大株主経営のホテル・・・、日航系列ホテル)などもありましたが、かつては一流ホテルにも滞在しておりました。この点で、「ホテルは家!」・・実際に家庭で寝るよりホテルのほうが多いという実状でした。

およそ、これまでホテル業界は、「ホスピタリティーの象徴」と言われてきたものです。特に「一流ホテル」は、そのブランド力で「宿泊」「国際会議を含む宴会・会議」「レストラン・ティールーム・バー」を三本柱として営業をしてきたものです。

「劣化の象徴」への疑問?

1.なぜ、7年間も内部で自浄作用が起きていなかったので  しょうか。

2.事件発覚後の記者会見での「役員・社長の態度!」

「偽装でなく内部的連携不足」と言い張り、「偽装ではない!」と。事態を糊塗しようとする姿勢の原因は、「阪急・阪神グループ」つまり親会社の意向を伺いつつの発言であろうことは透けて見えますが、それにしても「接客・ホスピタリティー」の最前線の責任者が、「永きにわたる信頼を裏切ってしまった」という哀しみがかけらも漂わないのは、不思議です。

かつて、JALでは・・・1980年代のことだったと思いますが・・。

「ウェルカム シャンペン」というサービス、実は・・!

Cクラスいわゆるビジネスクラスでは、搭乗後すぐに「ウェルカムシャンペン」というサービスが実施されていました。長い間疑問を持つこともなくサービスされていましたが、ある英国人CAの指摘から、こういったメニュー表示は是正されました。

詳しくは、2005年の弊ブログ「これは、シャンペインではない!」を!

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