787関連です。 ボーイング社の調査のありかたに違和感も!

ボーイング社 B787の件で日本のメーカーに責任押しつけるか

NEWS ポストセブン 1月31日(木)7時6分配信

燃料漏れ事故などをはじめ、JALとANAが導入した最新鋭旅客機・B787は全部品
の35%が日本製で、“準国産”と大喧伝してきたことが裏目に出て、日本製品の
信頼を揺るがす事態にまで拡大した。

韓国紙の中央日報(2013年1月18日付)は、「事故で止まったボーイング787
面目丸つぶれの日本」と報じている。B787の製造もストップすれば、部品を納
入している東レや三菱重工、川崎重工、富士重工など日本企業も打撃を被る。

しかし、今回の米FAA(連邦航空局)による原因究明調査では、真っ先に電池
メーカーのGSユアサに立ち入り検査に入ったことに疑問の声もあがっている。

「充電・放電を管理するシステムと電池を組み合わせて電源モジュールを製造
しているのは仏タレス社で、GSユアサは電池を納めているだけ。米FAAが立ち入
り検査をするのなら、まずタレスに入るべきで、この点には違和感を覚えます」
(山形大学大学院理工学研究科・白方雅人教授)

充電器についても、英メギット傘下のセキュラプレーン・テクノロジーズが
製造しており、そもそもGSユアサもボーイング社の仕様に基づいて電池を開発、
製造しているだけである。

航空評論家の秀島一生氏のもとには、ボーイング社に納入しているメーカー
の関係者から「我々は、仕様に従っただけだ」との声が届いているという。

「責任はボーイングが負うべきですが、日本の部品メーカーに責任をなすりつ
ける可能性がある。こういう理不尽な行為を許してしまうのは、旅客機の選定に
も日米安保が影響するからです。世界的に高いシェアを持つのは欧州のエアバス
だが、日本はボーイングを多く買っている」

※週刊ポスト2013年2月8日号