基幹空港の着陸料が高いことは、日本の航空会社がアジアや欧米と競争してゆく上で大きな足かせとなっています。
もともと「空港整備特別会計」という税金に流れて、狭い日本列島に98~100もの空港を作り上げてしまった一方で、基幹空港の着陸料を圧倒的に値下げできない環境になっています。
折しも「衆議院解散」が伝えられる中、空港整備を含むしっかりとした「航空政策」を掲げた政党の活躍を期待したくなります。
参考書籍:森功「血税空港」ISBN 978-4-344-98127-0
成田空港、国際線の着陸料7年半ぶり下げ
【産経新聞 2012/11/14 東京朝刊 】
成田国際空港会社(千葉県成田市)は13日、来年4月から国際線の着陸料
について、旅客機の重量1トン当たり100円(平均5.5%)の値下げを行う
と発表した。国際線着陸料の値下げは平成17年10月以来、7年半ぶり。同時
に、国際線の手荷物取り扱い施設の手数料も旅客機の座席数に応じ、現状から最
大20%引き下げる方針だ。成田着陸料、平均5.5%値下げ アジアでの競争激化
2012.11.13 朝日
成田国際空港会社は13日、航空会社が空港に払う国際線の着陸料を来年4月1日から平均5.5%値下げする、と発表した。アジアの空港との路線誘致競争が激しいため、航空会社の負担を減らして国際線を増やす狙いがある。
国際線の着陸料引き下げは2005年以来。ただ韓国の仁川やシンガポールのチャンギと比べれば、まだ2倍以上の水準だ。
飛行機の騒音の大きさに応じて4.8~6.1%引き下げる。最大の値下げ幅となるボーイングB777―200型機の場合、着陸1回につき、現行の45万5400円を2万7600円安くする。
格安航空会社(LCC)各社から強い要望があった手荷物取り扱い施設の使用料も5~20%値下げする。新規就航や増便分を割り引く制度の導入も検討している。
