米デルタ航空社長:羽田-米シアトル線就航を申請-アジア市場に自信
2012.9.13 ブルームバーグ :
米デルタ航空のエドワード・バスティアン社長は13日、都内で会見し、羽田-米シアトル線の就航を7月末に米運輸省に申請したことを明らかにした。同社長は、日本へのコミットメントを強化することが狙い、述べた。デルタは、シアトルを羽田に乗り入れていない米国最大のゲートウェイと位置付けており、現在就航中の羽田-米デトロイト線からシアトル線に入れ替える方針。ただ、他の米航空会社も羽田への乗り入れを希望しているため、米運輸省が審査しており、結論は出ていない。
同社長は、日本国内での拠点として「成田空港と同様に羽田空港にもこだわりたい」と述べた。成田はアジア拠点のハブ空港として活用し、羽田は都心に近い戦略的な空港としての利用を考えている、とした。アジアでの事業について同社長は、「日本でのわれわれのマーケットシェアはとても高いため、このままの路線を継続する形で大丈夫だ」としたうえで、「アジアでは大韓航空や中国南方航空などのアライアンスパートナーで十分」と述べて自信を示した。
日本航空への出資については「予定はない」と語った。デルタは2009年、日航の提携パートナーの座を巡り、アメリカン航空と競いあった経緯がある。結果として、日航はアメリカンを継続して提携先に選んだため、デルタが加盟する国際航空連合のスカイチームは日本に有力なパートナーがないまま事業を展開している。
また、欧州の航空機大手エアバスを傘下に置く航空宇宙・防衛関連企業のEADSと英BAEが統合で協議していることに関連して、「統合しても、関係を続けることを望んでいる」と述べた。
