あの「御巣鷹山墜落事故JAL123便」では、羽田から大阪に向かう途中にトラブル発生!ダッチロールを繰り返しながら懸命に機を立て直している中、客室乗務員の胸に去来するのは「最悪は墜落も!」ということもよぎっていたことと思われます。一方でこの状況の中、もし「空港・海上・その他陸上スペース」に緊急着陸できた場合は、どういう手順で乗客を脱出誘導するか、ということを混乱の中でリマインドするためにメモされた客室乗務員の遺品がありました。
決して忘れることはできません。これが客室乗務員のあるべき姿です。保安要員とはこういうことをいうのです。
乗員も乗客もそのいのちは、操縦は、パイロットにすべてを預け、緊急事態(故障・火災・急減圧などで緊急着陸した際には、たとえクラッシュ事故などで無事生存できても機内に発生する火災や有毒ガスから命を絶たれる例も多く、乗客を最短で整然と脱出させる任務を客室乗務員に頼るほかありません。
もとより、旅客が「快適か不愉快か」の見分けもつけられない、「業務に関係ない私語を旅客に聞きつけられる」「苦情に対応できない」ようなスキルで安全のための「保安要員」としての任務遂行も疑問です。
更に言えば、日本の法律(航空法)では、航空の現場関係者(航空安全推進会議など)から「CAの保安要員任務を認めているのだから、欧米並みにパイロットと同じように航空従事者 として資格制として扱うべき)から長い間、強い要請がされているほどです。
「10yousei_g_cabincrew.pdf」をダウンロード
かつては、非常脱出ドアの数に対して一人の担当CAがつけられているのが、エアラインの最低の安全への良心でありましたが、最近の「安全規制緩和の潮流」のなかで、MD機材などでは、これさえも守れなくともよい、ということさえ生まれてきました。
コストカットの申し子と言われる「LCC」その中で「航空局の勧告や命令にもひるまず、安全へのコストカットも半ば堂々と進めるスカイマーク」
「LCC」も「格安運賃・利便性・効率的運営」という点では多くの優れた側面もあります。「スカイマーク」の安全軽視の姿勢が「LCC」のイメージダウンにも繋がりかねないことが大きな問題です。
スカイマークCA、やっぱり「手伝わない」 新方針公表
2012/06/17 0:29 朝日デジタル
航空会社のスカイマークが、乗客へのサービス方針をまとめた文書を消費者庁の抗議を受けて回収した問題で、同社は15日、新たな文書を公表した。苦情の連絡先に消費生活センターを指定した部分を削り、表現も一部改めた。ただ基本姿勢は変えていないという。 新たな「サービスコンセプト」は、前回と同じB5判の1枚紙。15日から順次、座席前のシートポケットに入れ始めた。 消費者庁などが抗議した機内の苦情の連絡先については、同社の「お客様相談センター」に窓口を絞り、電話番号も載せた。ただ、接客は補助的なものとの考えは変えておらず、「安全性や運賃の安さの追求を一番の目標としている。様々な受け取り方をする人がいることは理解しているが、目標の実現には必要だと判断した」と説明する。
同社のサービスに対する考え方は際だっている。 例えば、乗客が手荷物を機内の荷物入れにしまう際、同社のキャビンアテンダント(CA)は原則的には「手伝わない」という。「手伝う」と明言する国内主要7社とは対照的だ。ソラシドエアの担当者は「より良いサービスを提供し、出発時間を守るためにも積極的に手伝う」とする。 スカイマークはCAの髪形なども「安全に問題ない範囲で自由」とする。一方、スターフライヤーはスタイルブックで髪形や服装などを細かく決めている。担当者は「統一的なスタイルの方が緊急時に乗客に安心してもらえる。CAも緊張感を維持でき、安全というもっとも重要なサービスにつながる」と説明する。
元全日空機長で、日本ヒューマンファクター研究所の前田荘六・危機管理リスクマネジメント研究室長は「緊急時に乗客を安全に誘導できるかは、CAと乗客との信頼関係にかかっている。乗客の反感を買いかねない文書を配ることが、安全につながるはずがない」と指摘する。(川見能人)
新たな「サービスコンセプト」の主な項目(抜粋)
【乗客へのサービス】
- 荷物はお客様の責任で収納を。
- 従来の航空会社のような丁寧な言葉遣いを義務付けておりません。
【乗務員の服装・メーク】
- 会社支給のポロシャツかウインドブレーカー以外、服装は自由。メークやヘアスタイルなども自由にしております。
【苦情】
- 乗務員の私語について苦情を頂くことがありますが、接客は補助的と位置づけていて、お客様に直接関係のない苦情はお受けいたしかねます。幼児の泣き声はご容認をお願いします。
- 機内の苦情は運航に影響が出る可能性がある場合はお受けできません。ご不満のある場合は、社のお客様相談センターへ連絡をお願いします。

スカイマークに関しては怒りをどこにぶつけたらよいのか本当に腹が立ちます。話が通じないのでこのような航空会社はなくなってほしいです。同じように考えているひとは多くいると思うので乗らないて儲けさせないことがこの会社にとっていちばん苦痛です。拡散して国民に呼びかける方法しかないです。
スマイル様
世の中が「儲け優先・安全軽視」の風にどのように流されても、私はささやかな声と言えども、「安全への警告」を続けて行くことといたします。