
~日本の報道姿勢はこれでよいのでしょうか~
スマトラ島沖地震と大津波の被災状況を伝えてきた日本のメディアの報道は、世界的な報道の姿勢からいいますと大変違和感を感じたと言われています。現在でもアメリカCNN初め、ヨーロッパ諸国の報道は、自国民の被害の状況と程度を知らせないわけではありませんが、「地球的規模で今世紀最大の被害であること」「被災国並びに被災者にどんな体制を固めて、救援を急ぐか」「感染症などの二次災害への切迫性」「津波警報がなかった原因の追求」をメインとしてニュースを流しています。
明らかに「自国民がそこに住んでいたか、旅行者としていっていないか」と言うことばかり流す報道の次元とは、趣を異にしています。
このことは、航空機事故などでもこれまで「日本人搭乗者の有無」でニュースのプライオリティーが決められてきたことと大変似ています。
先日、小泉首相がアナン国連事務総長と会談した折に、「被災国並びに今後の国際警報ネットワークの整備に日本はどう寄与しようと考えているか」を表明するべき場にもかかわらず、「国連安保理事会の常任理事国になりたい」ということを優先させたということで、各国メディアからは、軽蔑されたと言うことも伝わっています。(日本でjは、東京新聞、日刊現代のみが報じているようですが・・。)まさに、日本のトップの姿勢が、日本の報道そのものを象徴しているかのように感じます。
世界的には、各国政府のみならず、各界の著名人からのドネーションや街頭の募金にいたるまで、支援の輪が日に日に広がってきています。 中越地震を国内で抱えた日本も、他人事ではありません。
この機会に、世界に恥じない「こころの姿勢」を持ちたいと強く感じました。
最新報道「死者は16万人にものぼる!」朝日01.12.04
