<航空ファンには、あらためて、お薦めの一本>
「Catch Me、If you can」なんて、思い上がりか、相当な自身の持ち主が著作していることに興味を引かれてのものでした。
活字の世界は、イマジネーションのひろがりがあり、加えて、描写されている世界は、私が航空の青春を謳歌したとき(時代)でもありましたので、あちここちからリアルな風景が飛び込んできたのです。「ふん。」「ふ~ん、なるほど。」「大胆な・・。」など
独りごちに納得しながら、はじめは、ほんの流し読みのつもりだったにもかかわらず、読み進むうちに引き込まれ、息もつかせず読みおろしました。
これは、映画にしても面白いだろうなぁと思うまもなく、
”ディカプリオ”主演いう触れ込みで、映画が製作されました。
遅まきながら、鑑賞させていただきました。
はっきり言えば、「リアリティ」という点では、原作には及ばないのでは、というのが率直な感想でしたが、どっこい映画人は、そのままにしていません。
名優トム・ハンクスをFBI捜査員に配して、storyを盛り上げます。映像の多面的魅力は、さすがです。思わず、DVD購入で何度もみて、微にいり細にいり航空人専門家として観察してしまいました。
制服の入手の仕方、話の合わせ方、ここまで行くといやいやたいしたものでして、当時の航空は高嶺の花という共通認識のなかでの弱点を、金融がIT化されていないウィークさに見事につけ込んでいることに、恐れ入りました。
しかし、現代に於いては、あの9.11同時多発テロ以降、セキュリティーは格段に強化されていますので、「制服」と口八丁だけでは、この小説のようにうまくだまし、潜り抜けることは到底不可能となりました。
なにしろ、小説・映画の舞台は、PANAMが世界最大を誇って君臨していた頃の話です。あまりに時代が流れたことで、かえってリアリティーから遠ざかり、「おしゃれな物語」として楽しむことができるようになっているyouに思えます。
再び、ひと言。相互理解の中で生まれたトムハンクスとの追いかけっこ友情とのコンビネーションは絶妙でした。思わず、続編を期待してします。
ともあれ、航空会社、空港関連施設とも、どんな構えで来られてもプロテクトできる「セキュリティー体制」がますます重要ですね。
注)航空事情より
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茨城県波崎町のクリーニング工場から、ユナイテッド航空地上勤務職員の制服などが盗まれていたことが17日、明らかになった。茨城県警は窃盗事件で調べるとともに、警察庁に連絡し、犯罪などに悪用されないか警戒している。
鹿嶋署などによると、12日朝、波崎町砂山の全日空グループのクリーニング会社、エー・エヌ・エー・アクアツインズ、波崎工場から、駐車場に止めてあったライトバンから、洗濯前の制服が盗まれたと通報があった。
男性用のワイシャツや、女性用のブラウス、ベストなど約100点(37万円相当)が盗まれたという。ワゴン車は施錠されていなかった。国交省によると、空港職員は顔写真などが入った通行証がないと、制服だけでは空港の制限区域内に入ることはできないとしている
