~現地ダックスフォードより報告・ロンドン在住ジャーナリスト松尾和子氏~
Sent: Sunday, July 13, 2003 00:41AM
Subject: ダックスフォードで事故 NEW
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みなさま、こんばんは。
本日はダックスフォードで「フライング・レジェンド」という大規模な航空ショーがありました。ダックスフォードの航空ショーは年に4回あり、フライング・レジェンドはファイター・コレクションの主催です。
ファイター・コレクションは、スティーブン・グレイの個人所有の第2次大戦期に作られた戦闘機が中心です。恐らく第2次大戦機が飛ぶ航空ショーとしては、世界最大のものです。以前インタビューなどをしたこともあり、主催者のスティーブン・グレイを始め顔見知りが多く、私も楽しみにしている航空ショーです。
天気は快晴で気温も30度近くまで上がりました。
本日はスピットファイア9機によるディスプレイから始まりました。マーリン・エンジン付き4機とグリフォン・エンジン付きの5機ずつに分かれてのディスプレイは、今までとはちょっと違って見応えがありました。
これに参加していた海軍の1940年代に作られたファイアフライが演技中にコントロールがとれなくなり、そのまま地面に激突してしまいました。乗員2名は即死です。2名とも海軍からの参加なのですが、冥福をお祈りしたいと思います。
航空ショーは一時中断されました。このあたりが日本と違うのですが、中断した理由は消防車が現地へ向かったため、ダックスフォード構内での消防法に定められた消防車を確保できないから、というものです。
それでも、すでに飛び上がっていた飛行機は演技を開始、その後はバトル・オブ・ブリテン・メモリアル・フライトがやってきて無事にディスプレイを完了しました。結局、この事故のために飛ばなかったのはビーチ18くらいです。
今までにも何人ものパイロットが亡くなりました。やはり古い飛行機で飛ぶということは普通の飛行機よりリスクが大きいのでしょう。
また明日もダックスフォードです。明日はみんなが安全で終わることができますように。
≪松尾和子(Kazuko Matsuo)さんのプロフィール≫
ジャーナリスト。1984以来英国ロンドンを拠点に活躍中。料理から芸能もの軍事問題までジャンルは広い。
第3種接近を果たした有名人は、英国のエリザベス女王、ポール・マッカートニー、コリン・ウィルソン、マリー・クワント、リビアのカダフィ大佐など取材対象者の顔ぶれは幅広く、素朴な疑問を鋭く切る。生きがいはある天才ギタリスト。
福岡県八幡市(現北九州市)出身。水瓶座。
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