あの「3・11」からこの11日で一年を迎えようとしています。
大地震の背景に「原発事故」。一年も経とうというのに「東北」では、被災避難への対応も進んでいないのが実態です。
更に、政府の無策・遅々たる予算執行でいまだに「原発事故」は、収束どころか先の見通しさえ定かではありません。まことに胸ふさがれる想いです。
こういう中で、「TPP」の先駆けとも言える「LCC」は、格安ぶりばかりが賑やかに宣伝され話題をさらっています。
ニッポン列島の「総合交通政策」にろくなライン引きもせずに、歴代政府・官僚が作ってきた国内98もの空港。利便性や空港機能という点において、アセアン諸国から取り残されてきた基幹大空港。「キャッチフレーズばかりがむなしく響く、「自治体任せ」の「観光政策」などなど。「原発事故の解析」同様に正確な分析と責任の所在を明らかにしなければ、短期飛躍は難しい、というのが現況ではないか、と独り思うこの頃です。
メディアは、「増税・年金を主とした構造一体改悪」と「政局」に目が集中していて、これから起きるだろう「航空の切迫した安全性」には横向きがちです。
とりあえず、「3月13日発売予定のサンデー毎日」では「LCCの安全」についてコメントしております。
また、3月6日オンエアーのテレビ朝日「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」23:10~の中の「航空パニック」でコメントをしております。編集などがありますので、どこまでOAかは、不明ですが・・・。
お知らせでした・・・・。