バッファローの墜落事故は、「結氷」の可能性が・・・。

~これまでのNTSBの発表によると・・~

2月13日のコンチネンタル航空ボンバルディア機の墜落は、全員死亡という痛ましい事故でした。

日本国内でも、数々のトラブルを起こしていた「ボンバルディア機」ということで、衝撃的でもあります。

NTSB(米国運輸安全委員会)などの発表からいたしますと、「風防(コックピットの窓)や翼に結氷が見られた」という報道がされております。

ジャンボ機などのジェット旅客機では、雲の中を飛行したり、雪の中を離着陸するなどをした場合、「ディ・アイス=除氷」のために、翼の中に「暖かい空気」を送り込む装置があります。

●しかし、小型のプロペラ機では、こうしたしくみではなく、翼の前縁にゴムのブーツを取り付け、その中に「高圧の空気」を送り込み、着氷した氷をふるい落とすようになっています。

●もし、こうした装置に故障が生じていたり、除氷の操作が遅れていたりしますと、フラップなどの補助翼が凍り付いて動かなくなってしまう危険性があります。

●着陸時には、機首をあげる必要がありますが、このためには「補助翼」が動作しないと充分な揚力(浮き上がる力)が生まれません。

●悪天候の中、どういう事態がおきたのか、更に「NTSB」の早急な解明を待つものです。

(Continental Airlines)の旅客機墜落事故で、関係者は13日、米同時多発テロで夫を失ったビバリー・エカート(Beverly Eckert)さんが犠牲者50人の中に含まれていたことを明かした。

 エカートさんの夫ショーン・ルーニー(Sean Rooney)さんは、2001年9月11日の同時多発テロで死亡。エカートさんは、亡き夫が迎えるはずだった58回目の誕生日を祝うため、夫の故郷バッファローに向かっていたという。また、2人が出会った高校で、夫の名前を付けた奨学金の贈呈式にも出席する予定だった。

■原因は翼の着氷か

 一方、墜落事故の現場では同日、原因究明のため大破した事故機の調査が行われた。 警察、連邦捜査局(FBI)、運輸安全委員会(NTSB)の合同チームは、消防隊が数時間にわたって消火活動を行った後、現場に注意深く入り調査を進めた。

 現場から回収されたブラックボックスの会話記録を解析したNTSBのSteven Chealander調査官は、「乗組員らは翼の先端や風防にかなりの着氷があると会話していた」と述べ、着氷が事故の原因となった可能性があるとの見解を示したが、NTSBは事故原因について最終結論を出していない。

 この事故はニュージャージー(New Jersey)州ニューアーク(Newark)からバファローに向かっていたコンチネンタル航空(Continental Airlines)3407便が12日夜、ニューヨーク州クラレンスセンター(Clarence Center)の住宅に墜落し、乗客乗員49人全員と巻き添えになった民家の住民のうち1人が死亡した。事故機はボンバルディア(Bombardier)DHC-8Q400型機。(c)AFP/Stan Honda