「管制」も信用できなかったら、どうすればいい?  あわや大惨事の伊丹空港

~離陸の機長(JAL機)が気がついて救われた~

離陸をしようとしているランウエーに向かって、ランディングしてきた航空機。この衝突が発生したら・・・・考えただけでぞっとします。

「管制」から飛行場管制の引継ぎ時に問題が生じたようですが、なんの言い訳にもなりません。過密化している日本の民間航空の空域、不足気味の管制官の人員配置など、そろそろ「抜本的な見直し」が必要になってきているのではないでしょうか。

<ニアミス>管制官と着陸機機長がミス 離陸機あわや 伊丹

10月6日2時2分配信 毎日新聞

 大阪・伊丹空港で5日夕、着陸しようとした全日空機と離陸しようとした日航機が、管制と全日空機の機長のミスから滑走路上で接近するトラブルが起きたと国土交通省が発表した。けが人や機体の損傷はなかった。
 国交省によると、着陸機は松山発のANA448便(乗客・乗員165人)。離陸機は宮崎行きのJAL2441便。トラブルは午後5時50分ごろ起きた。管制官は同空港の平行する滑走路のうち、ANA機に対して右の滑走路への着陸許可を出した。ANA機が左側滑走路に向かう上空にいると連絡したところ、管制官が左側滑走路への着陸を要求されたと判断。機長は左側への着陸指示に対して、右側滑走路に着陸すると伝えた。
 しかし、管制官から違っているとの指摘はなく、そのまま右側に下りたため、離陸しようと誘導路で待っていたJAL機に接近した。この際、JAL機は管制官から離陸するよう指示されていたが、着陸してくるANA機に気づき、誘導路にとどまったという。 

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