半分になった人員、技術の伝承もならず、杜撰な管理。JR東海、東日本、西日本などに比べると明らかに収益性に劣る北海道!
「国鉄民営化」に立ち戻って考える必要があるのではないでしょうか。
レールの異常、97カ所を放置 JR北海道発表
9月22日 朝日新聞
特別保安監査のためJR北海道函館支社に入る国土交通省の監査員=函館市若松町、磯崎こず恵撮影
レールの広がりが放置されていた路線
【五十嵐透】北海道のJR函館線の貨物列車脱線事故現場のレール幅が、基準値以上に広がったまま約1年放置されていた問題で、JR北海道の野島誠社長は22日記者会見し、レールの広がりなどの異常計97カ所を放置していたと発表した。すべて補修は終わっているという。
JR北海道トラブル続き
同社によると、北海道内では本線の14駅間49カ所と、列車のすれ違いなどに使う副線の48カ所でレールの異常を放置していた。点検担当者は異常を把握していたが、補修されていなかった。本線では約1~5カ月間放置され、副線では1年近く放置されていた場所が計4カ所あった。
このうち本線については、同社は21日の記者会見で「問題ない」と説明していた。ところが、その後の国土交通省からの指示で点検記録を確認したところ、異常が放置されていることが判明。副線は、20日以降、レールの広がり以外の異常を点検している中で分かったという。
本線の異常の大半は、今回の脱線事故との関連が指摘されているレール幅の基準値以上の広がりで、中には特急列車が毎日約10往復するドル箱路線(函館線の森駅―七飯駅間)もあった。
21日の会見によると、基準を超すレールの広がりは最大で28ミリ。同社は22日の会見で、計97カ所のうち、それ以上の広がりがあったかどうかを明らかにしなかった。
レールの高さの変化などが基準値を超えて放置されていた箇所も主に副線で多数あった。いずれも本来は、定期検査で異常が分かってから15日間で補修することが社内規則で定められているものだった。
会見で野島社長は「ルールが守られず、おわび申し上げます」と陳謝。長期間の放置の理由について、「副線は通過列車が少なく、本線を優先しているうちに手が回らず後回しになり、失念したようだ。あるべき姿ではない。社員に安全意識が不足していたと思う。大変な問題だと考えている」と述べた。本線でも多数あったことなどについては、点検する本社と補修をする現場との連携が不十分だった、との認識を示した。
同社でトラブルが相次いでいることの責任については、「監督責任の問題もある。これから検討したい」と述べるにとどまった。自身の責任については、退任はしないとの考えを示した。
