「タービュランスで怪我」を追放するには・・。

~乗客に怪我がなかったから良いということではない~

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日本中が、台風並みの低気圧にみまわれ、各地で大雪・強風の影響がでています。近代的装備と言われた「セントレア中部空港」も雪には弱く、大量の欠航便を出しています。こうした気象状況下では、「乱気流」への備えは、各フライトで充分なされているはずなのですが、1月7日の鹿児島/伊丹日本航空2404便で乗務員がまたも負傷した模様です。当該機は、着陸態勢に入っていて、機内サービスの後片づけをしていた客室乗務員が被害にあっています。悪天候のもとでは、「いつもより早く着席する」ことは常識と思えますが、一体どういう指示がされていたのでしょうか?はなはだ疑問に感じます。

報道においては、やむを得ないことですが、「乗務員に怪我」があっても「乗客に怪我なし」ということですと、「安全運航」への追求の手が弱まる傾向にあります。

~怪我は、「エアラインの誇り」を汚す事件~

JAL・ANAはじめ、これだけ「タービュランスによる怪我」が続くなかで、「乗員・乗客」に「怪我」があった場合、エアラインとしての「安全ブランド」は「誇り」は大きく傷つけられる、という社会的な認識が必要になってきているのではないでしょうか。

一日三回もタービュランス人身事故!2006.11.21

乱気流でJAL機乗務員4人、軽いけが…紀伊水道上空
     1月7日21時44分配信 読売新聞 7日午後1時5分ごろ、鹿児島発大阪(伊丹)行き日本航空2404便(MD90―30型、乗員・乗客165人)が和歌山白浜町の西約50キロ沖の紀伊水道上空で乱気流に巻き込まれ、客室乗務員4人が転倒するなどして頭や足などに軽いけがをした。 乗客にけがはなく、定刻通り到着した。

 大阪空港事務所によると、同便は当時、着陸態勢で高度5800メートル付近を降下中で、激しい揺れが3秒間ほど続いたという。大半の乗客はシートベルトを締めていたが、4人は立って機内サービスの後片づけなどをしていたらしい。

2 thoughts on “「タービュランスで怪我」を追放するには・・。
  1. 列車の車掌さん、バスの車掌さん(もういないか)は揺れる車内でバランスをとるのがベテラン車掌として当たり前であった。しかしこれはあくまで平面の揺れであり、上下の揺れがあるのとは大違いである。つねずね危険とおもっていたのだが、着陸態勢にはいる前に「シートベルトチェック」はすませ、高度を下げ始めるときにはCAも着席してベルトを締めるべきと思う。顧客サービスは乗員の危険の上にたってはならない。米国航空会社ではそのようにサービスを早くきりあげるところもある(万一のとき訴訟を恐れているのかもしれません)。
    考える時期と思う。

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