~陸上自衛隊派遣にあたっての態度~
もともと与党として、派兵には同意している中の話なので、あまり期待はできなかったのですが
「慎重に、慎重に」といいながら、1月8日イラクへの陸上自衛隊の先遣隊派遣について了承しました。公明党は、支持母体の創価学会内に自衛隊派遣への慎重論が根強いことから、特に危険度が高いとされる陸自の派遣については、政府に慎重な手続きを求めてきたといわれていましたが
、神崎氏が堅い米軍のガードに守られて、たった2時間現地にいただけで、戦闘がない安全地域だという確認までできたというのでしょうか。イラクからは毎日戦闘の情報が届く中、何を慎重に討議したのでしょうか。そして今度は、「問題は、先遣隊ではなく、本隊を出すかどうかだ」とも表明しはじめていますが、これとて、先遣隊の方たちには失礼な話とも思えます。
かつては、平和を唱える野党であったはずなのですから、「NOはNO」という立場を示してくれることを、まだ期待している 方にとっても、残念なことといえます。
【報道資料】 ☆ 陸自先遣隊のイラク派遣、公明党が了承へ
朝日.1.08.2004
自衛隊が派遣されるイラク・サマワはいま、一年を通じて最も雨の多い時期を迎えている。7日も朝から雨が降り続き、食料品や雑貨を売る露店が集まるアムディ通りはいつものように下水があふれた。地元サマワ市評議会は下水道の整備などを日本側に要望している
公明党は8日午前、党本部で拡大中央幹事会を開き、イラクへの陸上自衛隊の先遣隊派遣について執行部一任を決める。執行部は了承する方針。陸自派遣に慎重な公明党の了承が固まったことで、政府・与党内の先遣隊派遣の条件が整い、石破防衛庁長官は10日、先遣隊約30人に派遣命令を出す。先遣隊は15日に編成完結式を行ったあと、同日中に民間定期便でクウェートに向けて出発。数日中に人道復興支援活動の拠点となるイラク南東部のサマワに入る予定だ。
公明党の冬柴鉄三幹事長は8日夜、自民党の安倍晋三幹事長と国会内で会談し、先遣隊派遣の了承方針を伝える予定。公明党は、支持母体の創価学会内に自衛隊派遣への慎重論が根強いことから、特に危険度が高いとされる陸自の派遣については、政府に慎重な手続きを求めてきた。
政府は6日、冬柴幹事長らに(1)先遣隊には現地の最新の治安状況を調査させたうえで、数人が1週間程度で帰国して小泉首相に現状を報告する(2)政府はその報告をもとに本隊派遣の是非を最終判断する――といった方針を説明した。
こうした政府の対応や、昨年末に現地を視察した神崎代表が「サマワは比較的安全」と評価したことなどから、公明党は「大事なことは本隊を出すか出さないかだ」(神崎代表)として先遣隊派遣を了承することにした。
先遣隊は、米軍などとの調整のため一部がクウェートにとどまり、残りが数日中にイラク入りする。給水・医療など人道復興支援活動の拠点となるサマワで、治安維持にあたっているオランダ軍や、現地の自治体・部族長などとの調整や情報収集、宿営予定地の地権者との交渉などにあたるほか、バグダッドで米英暫定占領当局(CPA)などとの調整も行う。
政府は先遣隊派遣とあわせて、先遣隊のイラク国内での移動のために軽装甲機動車8台をロシアの大型輸送機で搬送する。また外務省職員も同行させ、拠出を決めた無償資金15億ドル(04年分)の一部を政府の途上国援助(ODA)として活用し、イラク人の雇用確保策などを探る。現地で失業者のデモが発生し、治安が不安定になっているためで、学校などの補修作業や清掃作業での雇用を想定している。
陸自本隊の派遣については、昨年12月に決めた実施要項で「防衛庁長官が現地の状況等を確認のうえ、首相の承認を得て出国」と定めており、改めて首相が承認する手続きが必要になる。
首相は、先遣隊の報告をもとに、派遣要員の安全が確保可能と判断できれば、公明党と協議したうえで、本隊への派遣命令を承認する方針だ。
防衛庁は、早ければ今月末に本隊の第1陣として陸自の施設部隊約80人を送って宿営地を造営したうえで、2月下旬から3月末にかけて残りの約440人を3回に分けて派遣する計画を策定。本格的な支援活動の開始は4月以降になる見通しだ。 (01/08 10:30)
