NYC発ドミニカ共和国行きアメリカン航空587便
定刻08:00 1時間遅れでJFKを離陸
まず、墜落原因については、事故、テロ双方について究明されるべきと考える。
幸いにして、今回の事件では、機体部品の殆どが、地上にありこれまでの事故の原因究明より、恵まれている。
米国民の不安と動揺、世界に与える衝撃、アメリカ政府の威信、等考慮の必要に迫られている事情はあるにせよ、
フライトレコーダーの分析・解明をはじめ、目撃証言の収集等を重ね早期の原因究明と発表をのぞむものである。
不自然な当局の対応
1. 事故後数時間しか経過しない中で、
NTSB(国家運輸安全委員会)のブレーキ-委員長談話
仮説は、述べないといいながらも
「現時点では、すべての情報が〔テロではなく〕事故を指している」
FBI・・・・・テロとは、考えていない
この一方で、政府フライシャー報道官は、「どちらともいえない」と述べており、
NTSB、FBIとはやや温度差のある談話を出している。
2. 原因は事故という根拠について
通常であれば、フライトレコーダーが、既に回収されている訳だから「分析によって、まもなく事故か、テロ行為かが判明するだろう。現状ではどちらとも言えない」とコメントするのが 自然である。
現状の判断根拠は、墜落直前の管制官とパイロットとのやりとりに、不自然なもの、つまりテロ、
ハイジャックを感じさせるものはなかった。
ということだが、逆に運航操作上の故障、異常であれば真っ先に緊急避難等のために管制官とのコンタクトをするであろう、その暇もなく空中でエンジン、尾翼などの部品が分解、墜落というのは
過去の航空機事故においてその例を見ないほどの異常性がある。
単なるエンジン脱落は、DC-10、1970年代に事故あり。整備ミス、機体の各部が分解したりはしていない。
注)フライトレコーダー
▲コックピットヴォイスレコーダー
コックピット内が発生当時、どういう状態だったかを究明
▲フライト データレコーダー
当時パイロットが、どういう操作をし、機体にどういう影響を与えたかをうかがい知れる。
気になる事象もいくつか
・二ヶ月と一日、NYC、アメリカン航空、08:00という一致。
・ タリバン大使 ザイーフの発言 やったのは自分たちではない
いずれも、テロの可能性も示唆するものと考える向きもある。
事故の可能性の背景
・ 同系等エンジンの破損例
NTSBの勧告に沿って、FAA(米連邦航空局)は、同系統エンジンの点検強化を業界に打診したばかりだった。
GEのCF6-80C2A5型
C6F系統は、エアバス、B-747、767、MD-10、11にも採用。
‘79、離陸直後、シカゴでエンジン脱落墜落、270人死亡 DC-10
‘98、離陸直後、プエルトリコ、片側エンジンから出火、引き返し。
エアバスA300
さらに、エンジン火災は別に3件、エンジン出力の急減10件以上報告
・ エアバスとは、エアバス・インダストリー社製 短・中距離向け旅客機。72年に初飛行し、2000年年末までに約500機が就航している。墜落したのは、初期型に改良を加えたA300-600型機。事故機は、‘88に就航。今年10月に機体検査、11/11日にも定期整備が行われた。
・ 米ABCテレビによると
墜落機のエンジンは、点検中に脱落するなどの問題があったと報道。
2000年9月22日、ペンシルベイニア州フィラデルフィアの空港
で点検中に機体から脱落。当時NTSBは、飛行中に起きていれば
墜落につながった可能性を示唆していた。
GEによれば、このエンジンには、回転する部品が固定された部位と摩擦を起こす問題があったことが、判明していますが、既に改善されたといいます。
《 以上 一部ワシントン12日時事》 より
