~TAM航空、A-320.オーバーラン~
日本時間7月18日午前7時ごろ、ブラジル・サンパウロのコンゴニャス空港で、乗員・乗客176人を乗せた、TAM航空(エアバスA-320型機)が、オーバーランをして炎上しました。
朝日新聞7/18 より
当時は、雨が降っていたということで、「スリップしてオーバーラン」という推察が出されていますが、調査を待たねば原因はつかみにくい状況です。
考えられるファクターとしては、ランディング(着陸)時に
1.着陸への速度を落としきれていなかった
2.着地のポイントが(延びた)ランウエー上で先になりすぎた。
3.ブレーキイングについての異常があった。(フラップ、リバース、ブレーキ)
かけるタイミングが遅かった。
などが考えられます。
~ブラジルの航空事情について~
かつては、「VARIG ブラジル航空」がナショナルフラッグキャリアとして、存在していましたが、近年このTAM航空に取って代わられました。TAM航空は、国内線で約50%国際線で約60%のシェアーとなっており、運賃でも熾烈な争いが続いています。
同航空は、昨年8月に「フォッカー100」型機で事故を起こしていること、同空港としては、ランウエーが短く、市街に近いことなどが問題点として上げられていたこと、空港職員の大規模なストが続いていたなども伝えられており、「安全」上の不安要素も伺えます。原因究明の徹底調査が求められている状況です。
【報道】
サンパウロ 旅客機炎上200人死亡か 着陸失敗、建物激突 地上も巻き添え
7月18日16時42分配信 産経新聞■乗客名簿に日系人?
【ロサンゼルス=松尾理也】ブラジルの最大都市・サンパウロ市南部のコンゴニャス空港で17日午後7時(日本時間18日午前7時)ごろ、ブラジル南部ポルトアレグレ発の国内線TAM航空エアバスA320型機が着陸に失敗し、滑走路を外れて空港敷地外の同航空倉庫に突っ込み、炎上した。乗客・乗員176人の生存は絶望視されている。米CNNテレビは、地上で事故に巻き込まれた人を含め、犠牲者は200人を超えたと伝えており、同国航空史上最悪の事故となりそうだ。
事故後TAM航空が公開した一部乗客名簿には、「アキオ・イワサキ」という日本人らしい名前があった。サンパウロ在住の日系2世との情報もあり、在サンパウロ日本総領事館で確認を急いでいる。 AP通信などによると、事故当時は激しい雨が降っており、事故機は着陸直後、ぬれた滑走路で機体のコントロールを失った可能性が強い。
事故機は空港脇を走る道路を横切り、滑走路に隣接するTAM航空所有の倉庫に激突。付近のガソリンスタンドも巻き込まれ、激しく炎上した。地元紙の報道(電子版)によると、25の遺体が現場から搬出されたが、損傷が激しいため、身元は確認できていない。
サンパウロの市街地にあるコンゴニャス空港は、ブラジルでもっとも過密な空港として知られる一方で、滑走路が短いため、雨天時の着陸の危険性が以前から指摘されていた。今年2月には、裁判所が同空港への大型機の発着を禁止する決定を下していたが、その後、異議申し立てが認められ、決定は無効となっていた。
当局は最近改修を行ったが、今月16日にも双発プロペラ旅客機が滑走路を外れる事故があった。1996年にはTAM機が同空港を離陸直後に市街地に墜落し、99人が死亡する事故が起きている。 ブラジルの航空事故としては昨年9月、GOL航空国内線旅客機がアマゾン川流域に墜落し、乗客・乗員約154人の死者を出している。
[国内便が着陸失敗、炎上=174人搭乗、8人救助-ブラジル]
7月18日9時1分配信 時事通信
ブラジル・サンパウロ市南部のコンゴニャス空港で17日午後7時(日本時間18日午前7時)ろ、ポルトアレグレ発のTAM航空エアバスA320型機が着陸に失敗して空港の外にある同航空の物流倉庫に突っ込み、炎上した。地元グロボテレビなどによると、同機には174人が乗っていたが、安否は不明。
現場では激しい火災が起きており、救助作業が難航しているが、これまでにTAM航空職員2人を含む8人が救出されたという。[ブラジルの空港で旅客機が着陸失敗、給油施設に突っ込む]
7月18日8時35分配信 読売新聞
【リオデジャネイロ支局】ブラジル・サンパウロのコンゴーニャス空港で17日、約170人を乗せた旅客機が着陸に失敗、滑走路を外れて給油施設に突っ込んだ。 火災が発生しているが、死傷者の有無などは不明。
AP通信によると、旅客機はブラジルのTAM航空のエアバス320型で、ブラジル南部のポルトアレグレを出発、サンパウロに着陸予定だった。 AFP通信は、同機が着陸当時、雨で滑走路が濡れていたと報じた。ブレーキをかけるのが遅れたとの情報もある。 事故の影響で空港は閉鎖されており、消火活動が続いている。[サンパウロで旅客機が着陸失敗、炎上 給油施設に衝突]
7月18日 産経新聞
ロイター通信などによると、ブラジル・サンパウロの空港で17日、同国ポルトアレグレ発のTAM航空エアバスA320旅客機(乗員乗客174人)が着陸に失敗。同機はオーバーランして、空港内にある給油施設に衝突した。 地元テレビ放送などによると旅客機では衝突後に火災が発生したもようで、地元消防などで消火活動と救出活動を行っている。死傷者などは不明。(ロサンゼルス支局)




[続報!着陸失敗]ブラジルで旅客機炎上し犠牲者200名
<コメント>
ブラジル最大の事故になってしまいました。
日本時間の本日(18日)午前7時頃、ブラジルサンパウロ郊外にあるコンゴニャス空港でTAM航空機が着陸に失敗し炎上。約200名の犠牲者が出た模様。
機は1,940メートルの滑走路に進入し、オーバーランを避けるため離陸を試みたものの推力が足らず滑走路延上の給油施設がある建物に激突し炎上したものと思われます。なぜ滑走路内で停止出来なかったのか、原因の発表はなされておりませんが機長の判断が正しかったのか疑問が残ります。
またオーバースピードや高度が…