管制官の指示がいかに安全運航を支えているか

徳島空港の重大インシデントに関連して以下を思い起こします。

2000年10月31日  シンガポール航空機離陸時の台北離陸時の事故 747-400型機

2000年 朝日ニュースタ― でシンガポール航空機事故の 解説をしました。従ってよく記憶しております。

台風20号の影響で強風下。他のエアラインは、出発を注視していたが、遅延していたシンガポール機(006便LAX行)は離陸に向かったが、パイロットが滑走路を間違えて、工事中の滑走路で離陸を試みたが、工事用車両とぶつかり航空機は、大破炎上した。

当時、パイロットのミスをチェックできなかったのか?という疑問も出た。管制官の目視が利かない死角もあったとして

その後改善されたと聞いている。

ピーチ機 あわや墜落 那覇  2014年04月30日

 

軍民問わず「管制官の人員配置」は大丈夫か?

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徳島空港で「自衛隊管制官のミス!!」あわや事故!

危ない! 「徳島空港で管制ミス」で事故寸前

これは、明解に「管制官のミス」でしょう。

軍民共用空港であるがゆえに、起きているのか?と不安な成り行き。

当初、自衛隊管制として特段の反省や謝罪の言葉もなく、責任が追及される様子も見えなかった。

運輸安全委員会の事情聴取では、航空局管制と同様に、厳しい調査をお願いしたいと考えます。

◎ もともと管制官一人の体制で「ミス」を防ぐのに十分な のか

◎ 報道によれば「通常は4名配置だが、今日の管制業務は、民間機だけなので一人だった。」と聞いた。

この応答は「民間機のプライオリティーが低いか」のようにも聞こえかねない側面もあります。

原因が「1名体制にあったのか」「1名で問題ないが初歩的なミスをしたのか」良くわからない。

「今後どうしたら防げるのか」などを明らかにしてくれなければ「民間航空のパイロット」とても安心して離着陸できないのではないだろうか!!

どうも歯切れが悪いところが気になります。

徳島空港あわや事故

『ジャーマンウイングス』機(ルフトハンザ航空系LCC) 墜落❗️

緊急❗️ルフトハンザ航空のLCC、満席状況で墜落❗️何があったのか❓エアバス320はボーイング737と並ぶ「LCCの汎用機材」だけに、これからの調査を見守ります❗️

仏南部でルフトハンザ系運航のA320機墜落、乗客乗員148人

[マルセイユ 24日 ロイター] – フランス南部で欧州エアバス(AIR.PA: 株価, 企業情報, レポート)のA320型機が墜落した。警察と航空当局者が確認した。墜落機は独ルフトハンザ(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)の格安航空部門ジャーマンウィングスが運航していたもので、スペインのバルセロナから独デュッセルドルフに向かっていた。

メディアによると乗客142人、パイロット2人、客室乗務員4人が搭乗していた。

今年もよろしくお願いします!

皆様 年末から「エアアジア・インドネシア機墜落事故」などもあり、LccかFSAであるかを問わず、世界的に膨張を続ける「民間航空」の「安全・危険抑止」はどうなっているのか?も関心の的となってきました。

弊ブログでは、2000年初頭から、トラブル事故の折には必ず、「安全への警告」を発し続けてまいりました。

弊チームには、元機長、元メカニック、元客室乗務員、元営業部門、元経営部門などの方々が常に意見を出し合っております。引き続き、解説と問題提起をしてまいりたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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