早稲田大学で特設講座を2月7日から開講
早稲田大学エクステンションセンターオープンカレッジで航空に関しての特設講座を
開講することになりました。2月7日から始まります。
日本の航空界では、安全面では連続ミスが依然としてとまらない状況です。また、この一方で、北九州空港、神戸空港など次々に地方空港が開港したり、快適性に力を入れた新しい「スターフライヤー」などのエアラインが誕生もしています。世界では、アメリカ・ヨーロッパの航空再編
、活発化するアジアの格安航空各社など航空事情はめまぐるしく動いています。
エアラインとの上手なつきあい方
というタイトルで「空の旅の歴史からグローバルなセンスを磨く」ことまでおはなししていこうと考えております。
【講義概要】
1.シビル アビエーション ワールド(航空)を知る!
エアラインの安全性・快適性の変化をメインに
2.航空を動かす人達
パイロット・C/A・メカニック・ディスパッチ・管制の実態と問題点
3.「こころのファーストクラス」
機内の快適性とはなにか。
旅行者のグローバルマナーとセンスとはなにか。4.アメリカ・ヨーロッパ・アジアの航空事情
急速に変化する各国エアライン事情、旅客のニーズ、
市場と戦略
お話しきれない部分もあり、楽しく賢くなる講座として、夏には、また開講を予定しています。お時間のア取れる方は「早稲田」でお会いしたいと思います。
神戸空港がもうすぐ開港されるそうですけど、関西空港が近くにあるため、神戸空港とのエリアが狭くなって離着陸に大きな影響を与えるのでは?と言われています。気象の面から言っても六甲おろしや山岳波など心配な材料が揃っています。本当に神戸空港大丈夫なのでしょうか、心配です。。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000170602130004
星の金貨様
第一に、関西に3つの空港が本当に必要なのか、という点では、多くの方から疑問があげられています。こうした中で、あくまでも国の「空港整備計画」通りにことは進み、2月16日開港予定となりました。地元の期待としては、経済の活性化含みで関空との国際線すみわけを望んでいるのですが、これも却下され、第三種空港、国内線のみという船出になります。この点については、2月14日オンエアーの毎日放送「voice」18:16~の取材でコメント致しました。ご覧になれるようでしたら視聴戴ければ幸甚です。
第2に、航行の安全については、以下のように、航空安全推進連絡会議が現場から集めた貴重な指摘がもっとも正鵠を射る内容と思います。机上の空論ではないことが深刻です。今後もこうした意見を航空の行政に反映させるべく私も頑張らねばいけないと考えております。国内線は、ご承知のことと思いますが、沖縄、福岡などの軍民共用の空港の「離着陸時の難しさ」、ウエザー上難しい「広島」など問題は、山積です。
【大阪湾を右旋回し、関空へ北東方向から進入する航空機は、高度を下げながら神戸沖を通過。関空の北東側を離陸した航空機も左旋回して神戸沖に飛来するため、神戸空港の東から出発、または着陸しようとする航空機と近接する。
ルートが競合する場合、高度で1千フィート(約300メートル)の間隔を取る必要があり、国交省は昨年12月、神戸開港後の航空路誌を改訂。関空に北東方向から進入する航空機の神戸沖での進入開始高度を3千フィートから4千フィートに上げるとともに、北東側からの離陸については、神戸空港沖に達するまでに2500フィート以上に上昇するよう定めた。
この結果、神戸空港の東側からの離着陸機は高度1500フィートを数分間、維持しなければならない。離陸後に低い高度を保つのは、「ローギアで何キロも走るようなもの」(大手航空会社のパイロット)で、燃料効率が悪く、旋回するのにも高い操縦技術が要求される。
このため、航空会社としては極力、航路が重ならない西側から発着したい意向だが、運航ダイヤの関係上、難しく、滑走路の片側からの離着陸を原則とする「優先滑走路方式」は採用しないことにした。向かい風を受ける通常の離発着を基本とし、西風の場合は原則、東側から着陸して西側から離陸することになる。】
神戸空港は本当に必要なのか、商売の上手な神戸市ではなかったのか。はじめから黒字経営は難しいといわれる空港で、新幹線駅もあるのに「何故」というのは私だけであろうか。