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~「快適って・・・」~

TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国 でお話を

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2月4日、日曜日。TBSラジオ安住紳一郎の日曜天国にゲスト出演致しました。番組では「空の旅を快適にすごすために」という話題が中心となりました。

☆客室乗務員の「座席守備率」(編成数)は、きめ細かいサービスの決め手 

☆旅客のマナーでサービスも変わる

☆搭乗機の機令と「安全性」

などをお話しました。30分の時間帯でしたので、いつもより突っ込んで「快適性 」について述べることができました

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ハワイでの地震・停電

~昨日は、「ローマ」で「地下鉄事故」

       ”海外旅行の心得”をもう一度~

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リゾート地に限らず、多くの観光都市では、伝統と味わいのあるホテルも「経済性・効率性」に押されて、次々と高層化しています。便利で快適、眺望もGoodである反面、「いざ!」というときは大変です。最低限の「Self Diffence」は、忘れないように致しましょう (海外旅行の心得をクリックしてください)

 ハワイ地震による停電、ほぼ全域で復旧
 【ロサンゼルス=古沢由紀子】米ハワイ州のハワイ島沖で15日朝起きた地震で、オアフ島の観光地ホノルルなどで続いていた大規模な停電は16日午前2時ごろまでに、ほぼ全域で復旧した。
 日系の旅行業者などによると、同日朝商店やレストランの大半は再開。航空便の運航も平常通りに戻っている。 一方、ハワイ島の防災当局によると、この地震で2人が腕の骨を折り、48人が打撲などの軽傷で病院で手当てを受けた。在ホノルル日本総領事館によると、日本人が負傷者したとの情報は入っていない。同島では停電は解消されているが、道路が寸断され、ホテルの一部が損壊するなどの被害を受けており、復旧には時間がかかりそうだ。 東京都出身でオアフ島在住の観光ガイド、ジョイ・モリオカさん(65)は、「昨夜はホテルの部屋の電気がつかず、食事も十分にとれないなど観光客は大変だった。ホノルルの街はもう元に戻り、ツアーも予定通り行われています」とほっとしていた。

  米地質調査所は16日、この地震の規模をマグニチュード(M)6・6から6・7に修正した。

(2006年10月17日11時58分  読売新聞)

 地震受け、一部ハワイツアー中止 滞在客もうんざり 
 
ハワイ島西岸沖の地震を受け、日本の旅行会社は16日、ツアーを一部中止するなど、対応に追われた。 エイチ・アイ・エスなど数社は、ハワイ 島へ向かう16日出発のツアーの中止を決めた。エイチ社は「ハワイ島の復旧の情報が不明で、サービスの提供を約束できなかった」としている。 JTBや近畿日本ツーリスト、阪急交通社は、同日午後に日本を出発するハワイ方面へのツアーを実施。JTBによるとツアーには約770人の旅行客が参加したが、現在滞在している旅行客がオアフ―ハワイ島間を周遊する日帰りツアーは中止したという。 一方、成田空港にはこの日午後、現地に足止めになっていた日本人観光客らが到着。千葉県成田市の女性会社員(22)は「ホテルの11階にいたが、揺れが激しく、立っていられないぐらいだった。停電でトイレも使えなかった。空港はすごい人混みで床に座り込んでしまう人が多かった」と、うんざりした様子だった。 
【2006/10/17 東京朝刊から】

「大空への夢」多様!

~「夢」には「輝き」を、そして

                    リアルな「空」の姿を捉えていただく・・。~

 

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たまには、筆者近影と言うことも含めまして、皆様との距離を縮めてみたいと思います。
 早稲田大学でのオープンカレッジでは、2005年の冬講座、2006年夏講座と重ねてきましたが、「現役の学生、バリバリに活躍中の社会人、そして既にお仕事からリタイアされた読者の皆さんと同年代の方まで、幅広い年代層のさまざまなライフスタイルの方々と接することが出来ました
一回の講義が休憩なしの「2時間」そして4回。学生時代と違いますから、話す方も聞く方もややヘビーかもしれません。相当広範囲にわたっての「お話」となりました。 

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もともと、「狭く、マニアックに」という趣旨と違って「民間航空の現状と未来」という大上段から大きな風呂敷を拡げての講座(タイトルは「よくわかる現代エアライン事情」)ですから皆さんが「自分として関心を持っている」ことに突っ込んで、そして「未知の分野」へも知識を広げていただけたようです。「ALL ABOUT」というサイトでも紹介をしていただいております。

 「秀島エアライン教室」
http://allabout.co.jp/travel/airplane/closeup/CU20060626A/index2.htm

「秀島 一生さんと航空の未来を語る」
http://allabout.co.jp/travel/airplane/closeup/CU20051028A/index.htm

   ~ふり返って思うこと~
 前回の講座で「どきり」とさせられたことがあります。最後の講義を終えて、皆さんの感想タイムになりました。若者から「毎週、京都から通ってくるのは大変でしたが、受講できて良かった」年配の主婦の方から「筑波から通いました。楽しかった。」と言うコメントでした。「嬉しい」「感動する」ものですが、逆に「私の講演が本当に受講されている方一人ひとりに満足を与えているだろうか」という点で、「はっと、させられる重いコメント」ともなりました。    

 
~旅は夢の世界~
 さて、わたしの中には、2つの世界が混在しています。「安全で快適な日本の航空を」と言う強い願いと、「飛行機は、旅する上でのはじめと終わり。楽しさへの弾みをつけ、帰ってきた安堵感を提供できるものでなければ・・・。」「同じ旅をするなら、自分の切り口を見つけて・・。」「世界のどんなところへ出されても日本の伝統を背中に背負った素晴らしいマナーに自信を持って欲しい。」と言う思いです。「コラム」は後者の思いが筆になります。 
 
~10/14(土)は関西へ!26時から深夜放送で~
 来る、10月14日、大阪 毎日放送の深夜番組「ゴー傑P」にゲスト生出演の仕事がはいりました。土曜の26時から28時55分までの番組で、私は1時間半ほどしゃべる時間があるようです。新幹線でとんぼ返りと言う強行軍もありますが、何より不安なのは、いつもの報道番組と違って、吉本の漫才のかたが「突っ込んで」こられるようですから、果たして対応できるかなということもあります。まあ、何事も「チャレンジ」ということで「お受けし」心の準備をしております。眠れない夜の時はリスニングしていただければ幸いです。 

旅行者は「大停電」にセルフディフェンスを!

8月14日、関東・首都圏で「大停電」が発生。この停電の影響で、鉄道・航空など、路上では信号機、と公共交通機関に多大なダメッジを与えてしまいました。

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2003年8月のニューヨーク大停電の際は、高層ホテルに滞在していた旅行者が大変な被害を受けました。部屋の中に最低限の「食べ物・飲み物」を確保しておくよう、お知らせしておきたいと思います。

8月10日以降の報道です

【読売】

黒幕のアル・カーイダ幹部、旅客機テロ計画主犯に指示
 【ロンドン=本間圭一】英国の旅客機爆破テロ計画事件で、国際テロ組織・アル・カーイダ幹部が計画に関与していた疑いが強いことが12日、明らかになった。 逮捕された容疑者の中で、主犯格のラシド・ラウフ容疑者は11日、アル・カーイダ工作員と確認されたが、ほかの容疑者もアル・カーイダの基地で訓練を受けていた可能性が強いことが判明、アル・カーイダが今回の事件のシナリオを書いた疑いが強まっている。 12日付の英各紙は、米国やパキスタンの情報機関の話として、計画の「黒幕」として、マティウ・レーマン氏(29)の存在を挙げた。レーマン氏は、アル・カーイダの「軍事司令官」で、パキスタンのムシャラフ大統領への暗殺未遂や米系施設への攻撃の容疑で指名手配を受けた。「軍事司令官」の地位は不明だが、アル・カーイダ幹部と見られ、アフガニスタンまたはパキスタンにある軍事訓練キャンプで、イスラム系英国人を指導し、活動家が居住する国外の銀行に送金する役割も担っていたとされる。米同時テロから5年にあたる今年9月をめどにテロを計画。爆発物製造の専門家で、ラウフ容疑者にも指示を与え、今回の事件の計画を立案したという。

 また、先月下旬にパキスタンの警察当局に拘束された別のアル・カーイダ幹部は、今回の事件で逮捕された容疑者を数人知っていると供述したことも判明。さらに、ロンドン東部ウォルサムストウ地区に居住する事件の容疑者が、アル・カーイダと関連するキャンプで恒常的に軍事訓練を受けていたと伝えられた。

 12日付の米紙ニューヨーク・タイムズも、米政府の当局者の話として、ラウフ容疑者が1990年代後半から、アル・カーイダのキャンプで訓練を受けていたと報じている。 昨年7月にロンドンで起こった同時テロ事件では、主犯格の容疑者2人が事件前、パキスタンに滞在し、アル・カーイダとの関係を指摘されたが、十分に解明できなかった。(2006年8月13日1時34分  読売新聞)

英旅客機テロ計画、爆発物は有機過酸化物か
 【ロンドン=渡辺覚】10日に摘発された英・旅客機テロ計画で、犯人グループが機内に持ち込もうとしてい
た爆発物は、昨年7月のロンドン同時爆破テロや中東の自爆テロなどで用いられた有機過酸化物である可能性が高いことが、12日明らかになった。英捜査当局は、家宅捜索で押収した化学物質の分析を急いでいる。 12日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、英捜査当局の幹部が、旅客機テロ計画の爆発物は、有機過酸化物の一種である「トリアセトントリペルオキシド」(TATP)だったと明言した。また、同日付の英大衆紙サンは、英警察当局が、ロンドン東部の犯人宅で行った家宅捜索で、爆発物と見られる化学物質が入ったコーラのペットボトル数本を発見、押収したと報じている。 TATPは、「過酸化アセトン」とも呼ばれ、塩酸、硫酸、過酸化水素水など、入手がたやすい化学物質から合成できる物質。熱や炎による起爆が容易で、爆発の威力が強いことで知られている。

 英各紙の報道によると犯人グループは、合成前の原料を別のペットボトルに入れて機内に持ち込み、トイレで合成した上、使い切りカメラを用いて起爆させる計画だったと見られている。携帯電話や携帯音楽プレーヤーでの起爆を計画した可能性もあるという。 過酸化アセトンは、原料が入手しやすいことから、インターネットの普及とともに2000年以降、同物質を用いたと疑われる爆破テロが世界各国で頻発。昨年のロンドン同時爆破テロでも使用されたほか、イスラエルでのイスラム過激派による自爆テロでも用いられている。

(2006年8月13日1時43分  読売新聞)

英旅客機テロ計画、標的は7機…英紙報道
 【ロンドン=渡辺覚】12日付の英大衆紙デイリー・エクスプレスなどは、英捜査当局の情報として、旅客機
テロ計画で犯人グループが標的としていた航空機は計7機だった疑いが強いと報じた。 テロ計画が摘発された10日は、「3~10機が狙われた」とされていた。同紙などによると、逮捕された容疑者24人のうち、実行役は7人で、1人ずつ英国発米国行きの旅客機に乗り込み、大西洋上で自爆テロを実行する計画だった。他のメンバーは支援役だったという。 英捜査当局は12日現在も、標的となった航空会社や便数、便名について、公表を避けている。(2006年8月12日22時52分  読売新聞)